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2014年4月3日木曜日

LEDがより効率的になるそうです

 こんにちは、稲田商会です。

 「外部量子効率」って言葉が未来的です。

丸文・理研など、高効率LEDで新製法-外部量子効率30%に(朝日新聞)
 丸文、理化学研究所など6社・団体は、業界最高水準のエネルギー効率を実現する発光ダイオード(LED)を製造する技術を共同開発した。基板にフォトニック結晶と呼ぶ反射性に優れる回路パターンを描き、光を外部に多く放出する。新技術の応用が期待されるのが、殺菌用途の深紫外線(用語参照)LEDの分野。エネルギー効率を示す「外部量子効率」を30%程度まで引き上げられる見込みで、同LEDの実用化を後押しする。2014年度内に製品の製造実験を予定している。 
(後略)



 同記事から引用します。

引用、ここから。
(前略) 
 LEDのエネルギー効率を上げるには素子が発した光の内部吸収を抑え、できるだけ多くの光を外部に放出することが重要。今回の新技術は、金型を基板に押し当てて回路パターンを転写するナノインプリント技術を活用し、微細なフォトニック結晶の回路を描く。 
(中略)
 深紫外線LED市場は水銀ランプからの置き換えのほか、家電の殺菌機能などでの利用も見込まれ成長が期待される。現在はごくわずかだが、2020年には4000億円規模になると見られる。 
(後略)
引用、ここまで。

 深紫外線LEDというと殺菌機能になるので、利用したいところは多いんではないでしょうか。
 例えば冷蔵庫内に深紫外線LEDを照射する区画を作って、「殺菌して衛生的な冷蔵庫」と謳えば欲しい人が出てくるような気がします。
 2014年から製品の製造実験とのことで、すぐにでも市場に出てきそうですね。
 どんな商品が出てくるか楽しみです。

 それでは、今回はこのへんで。

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