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2015年1月31日土曜日

乗用車が橋脚に衝突

 こんにちは、稲田商会です。

 故人のご冥福をお祈りします。

交通事故:死亡の5人は同じ中学校の先輩後輩 高松(毎日新聞)
毎日新聞 2015年01月31日 12時00分(最終更新 01月31日 14時17分)
 31日午前2時40分ごろ、高松市勅使(ちょくし)町の国道11号で、同市牟礼(むれ)町牟礼、介護士、安部純弥さん(21)運転の乗用車が東へ向かって走行中、中央分離帯に乗り上げ、国道と並行して走る高松自動車道のコンクリート製橋脚に衝突して大破。乗っていた男性3人、女性2人の計5人全員が死亡した。
 ほかに死亡したのは、助手席にいた同市牟礼町牟礼、会社員、池上虎太郎さん(20)▽同市牟礼町大町、会社員、米沢圭祐さん(18)▽同市牟礼町牟礼、私立高校1年、鈴木真由さん(16)▽同市牟礼町原、県立高校1年、池上舞茉(まり)さん(16)。頭などを打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 
(後略) 
出典:毎日新聞

「賢い有権者」だけで政治はよくなるのか?

 こんにちは、稲田商会です。

 面白かったので、記事としてご紹介します。

「賢い有権者」だけで政治はよくなるのか? / 『感情の政治学』著者・吉田徹氏インタビュー(BLOGOS)
2015年01月30日 12:33
有権者が合理的に政策を選択するだけで、政治は本当によくなるのか? 合理性に基づいた従来の政治学では捉えきれない政治と人びとの関係を、感情をキーワードに探っていく『感情の政治学』(講談社)。賢い有権者を前提とした「マニフェスト政治」の限界を説き、いま政治に必要なのは共感する有権者ではないかと語る著者・吉田徹氏に、インタビューを行った。(聞き手・構成/金子昂)

「賢い有権者」ではない政治のあり方
―― 本書は、これまでの合理性に基づいた政治学の限界を説き、選挙やデモなど、さまざまな「政治」の場で、感情がどのような役割を持っているのか、そしてその可能性を述べた刺激的な一冊となっています。そもそもなぜ本書で取り上げているような感情や信頼、共同体に注目して、政治を取りあげようと考えられたのでしょうか?

理由はいろいろです。まずポスト55年体制に入って、政治にお任せをする有権者ではなく、賢い有権者になろうというかたちで政治像が捉えなおされてきた状況があります。「あるべき民主主義とは、政治家や政党に白紙委任するのではなくて有権者が自ら主体的に政策を選択して作るべきものだ」――そんな「べき論」から始まって、そこからいわゆる「マニフェスト政治」もでてきた。あらかじめお約束を記したメニューを提示して、賢い有権者は、自主的にそれらを選択する。政党間の競争を激しくして、政権交代していこう、という政治が作り上げられていったわけです。そのまま、有権者が合理性を発揮すれば、政治はよくなる、という何の根拠もない神話が語られはじめた。
それ自体が間違っているというつもりはありません。でも、本で説明したように、政策に基づく政党政治が成り立つためには、実際にはさまざまな前提条件を満たさなくてはならない政治学上のモデルに過ぎません。とうぜん現実はモデル通りにはなりませんから、結局、政治に対する失望感を高めることにしかなりませんでした。
2009年に民主党が与党になったときは、民主党が支持されたというよりは、小泉を支持していた無党派層が民主党に流れただけだった。あるいは2012年も民主党支持者が離反したというよりは、強い失望を覚えた有権者が民主党の手元からスッとぬけおちて、その結果、安倍・自民がひとり勝ちしたという構図でした。 
(後略) 
出典:BLOGOS