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2014年3月1日土曜日

ビットコインのMt.Gox、民事再生法申請

 こんにちは、稲田商会です。

 ビットコインのトラブルで、当該の会社「Mt.Gox」が民事再生法の適用を申請したとのニュースが流れました。

 ビットコインのマウントゴックス 再生法申請


 関連した情報も出てきているようです。

ビットコインと交換所に関する基礎知識(議論や取材の前提として最低限の正しい理解が得られるように書きました)

Mt.Goxはどのようにしてコインを盗まれたのか?(サイバー攻撃の解説)

ビットコイン取引所のMt. Gox(マウント・ゴックス)が倒産 社長サンは「悲劇の当事者」

 これらの情報をみていると、ビットコインになにかあったというよりも、それを扱っていたMt.Goxの運営が稚拙で付け入る隙があったのではないかと考えられます。(情報が偏っていたり、誤っている可能性もあります。)

 これらの情報から想像されるMt.Goxの在りようは、RPG世界の商店や交換所等のように朴訥なものに思われます。
 それは、疑いを持ってチェックする部分が緩く、どんぶり勘定で細かい部分を詰められていない、と思えるところ、がです。
 これらは、ビットコインの流通システムのうち、下位の構成要素であり、人的要素の多い部分であるため、改善は可能と思われます。

 報道などでは、流される情報の端々に当局者としてはビットコインの流通システムの全てを否定したいように見えます。
 「中央銀行が無い」、「流通量が規制されていない」、「取り締まる法律などが整備されていない」、などなど。

 いっそのこと、国際的な機関で統制するようにして、当局のコントロールがし易いようにした方が、地下に潜り制御不能になるよりもいいのではと、私には思えますが、どうなんでしょう。

 それでは、今回はこのへんで。