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2015年6月22日月曜日

とうとう、ギリシャからの荒波が発生したようです

 こんにちは、稲田商会です。

 やべえ、日本の株式にも影響が出そう。

ギリシャ:預金の3%流出 欧州中銀、急きょ支援増額(毎日新聞)
毎日新聞 2015年06月20日 東京夕刊
 【ロンドン坂井隆之】財政破綻の瀬戸際にあるギリシャで、今週だけで全預金の約3%にあたる42億ユーロ(約5880億円)が銀行から引き出されたことが19日、わかった。欧州中央銀行(ECB)は同日、ギリシャ中銀の要請に応じ、銀行の資金繰りを支援する「緊急流動性支援(ELA)」の上限を急きょ、約18億ユーロ増額した。欧州連合(EU)が22日開催するユーロ圏首脳会議で金融支援に合意できない場合、預金流出がさらに加速するのは確実だ。
 ロイター通信が報じた。ギリシャの銀行は信用不安から金融市場でお金を十分調達できない状態が続いており、2月以降はELAに資金繰りを頼っている。ECBは17日にELAの上限を11億ユーロ引き上げたものの、支援交渉決裂への不安から預金流出が急増したため、異例の2度目の増額に踏み切った。ギリシャ中銀は19日、「金融システムの安定は中銀の行動で完全に確保されている」との声明を出し、冷静な行動を呼びかけた。 
(後略) 
出典:毎日新聞

ユーロ下落、ギリシャデフォルト懸念で=NY外為(REUTERS)
2015年 06月 20日 07:26 JST
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 19日のニューヨーク外為市場では、ギリシャ支援協議が難航し同国がまもなくデフォルト(債務不履行)に陥るのではないかとの懸念からユーロが主要通貨に対して下落した。
終盤の取引でユーロ/ドルEUR=は0.02%安の1.1355ドルで推移。一時は1.1294ドルと、1.13ドルを下回る水準まで落ち込んだ。ユーロはこのほか、円EURJPY=、英ポンドEURGBP=、スイスフランEURCHF=EBSに対しても下落した。
支援交渉に進展が見られないなか、ギリシャの国際通貨基金(IMF)に対する16億ユーロの融資返済期限は月末に迫っており、ユーロ圏は週明け22日に緊急首脳会議を開いて対応を協議する。
ウエストパック(ニューヨーク)のシニア外為ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏は、「市場ではギリシャが非常に大きな問題となっており、これがリスク回避の動き、ひいてはドル高につながっている」と述べた。 
(後略) 
出典:REUTERS