それなら、ヒトもそうなのかもしれませんね。
チンパンジーの暴力性は「生まれつき」と判明 これまでの説を否定する結果に(livedoorニュース)
2014年09月18日12時01分
【AFP=時事】チンパンジー(学名:Pan troglodytes)は、相手を殺すほどの激しい暴力行為に及ぶことがあるが、これは生まれつきの性質によるものだとする研究論文が、17日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。この結果は、人間による「侵害」が暴力の原因と示唆する一部の説を否定するものだ。英国の高名な霊長類研究者、ジェーン・グドール(Jane Goodall)博士を初めとする動物学者らは長年、遺伝子的に人間に非常に近いチンパンジーが、群れの間で「チンパンジー戦争」を繰り広げる原因について、さまざまな推測を行ってきた。従来説のひとつには、チンパンジーが人間の影響を受けた結果として、攻撃的な側面が強まったとするものがある。同説は生息地や食べ物が失われることで、資源をめぐる争いがますます激しさを増すとしている。だが米リンカーンパーク動物園(Lincoln Park Zoo)などの科学者チームが行った最新の研究によると、組織的な暴力行為は、チンパンジーの進化戦略の1つだという。
(後略)