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2014年9月9日火曜日

揺れるスコットランド

 こんにちは、稲田商会です。

 「世の中、銭や」

スコットランドよ、どうしちゃったの?(今日の覚書、集めてみました)
Scots, What the Heck?
(スコットランドよ、どうしちゃったの?)
Paul Krugman
NYT:SEPT. 7, 2014
Next week Scotland will hold a referendum on whether to leave the United Kingdom. And polling suggests that support for independence has surged over the past few months, largely because pro-independence campaigners have managed to reduce the "fear factor" ― that is, concern about the economic risks of going it alone. At this point the outcome looks like a tossup.
来週、スコットランドはUKに残留するかどうかを巡る国民投票をやります。
で、世論調査によれば、この数か月間で独立支持派が大躍進だそうで。
独立推進派陣営が「懸念要素」、つまり独立後の経済リスクへの懸念を減らすのに成功したことが主な原因であります。
現時点において勝負は五分五分といったところですか。
Well, I have a message for the Scots: Be afraid, be very afraid. The risks of going it alone are huge. You may think that Scotland can become another Canada, but it's all too likely that it would end up becoming Spain without the sunshine.
んー…スコットランド人に言いたいことがあるんですけどね…心配なさい、思いっ切り心配しなさい。
独立のリスクはとんでもなくデカいのです。
スコットランドは次のカナダになれるかも、なんて思われるかもしれませんが、太陽の光が降り注がないスペインになることだって大いにあり得るんですから。 
(後略)

「ツイッター」はワシらが育てた by 日本人

 こんにちは、稲田商会です。

 とても日本人らしさが育てたんですね。(棒)

ツイッター、日本人の「一斉ツイート」でも落ちないシステムを開発(wired.jp)
2014.9.8 MON
ツイッターのエンジニア、マズダク・ハーシェミーによれば、日本人たちのツイートは、ほかのどの国のものとも異なるという。
新年が明けたときや、全国テレビ放送の番組や映画で特定の瞬間になったときなど、何万もの日本人が実際に同じ瞬間にツイートする。「誰でも新年にはツイートを送信するが、日本人の場合は、それがより同時に行われる」と、ハーシェミー氏は述べる。
この現象は、ある種の画一性を示すことで知られる日本人たちのユニークな文化の一面を見せてくれるが、こうした現象はツイッターにとって大問題だった。日本で2012年の新年が明けたとき、同時に送信されたツイートのせいで、ツイッターの世界中の全サーヴィスが機能停止に陥ったのだ。ツイッターサイトがダウンしたのは、英国では午後3時だった。
ツイッターのサーヴィスは、全世界にわたりリアルタイムで使用されるため――2億4,000万人のユーザーたちが、1秒あたり5,700のツイートを送信している――「休止時間」がない。つまり、大量のリアルタイム・トラフィックについて心配することなく、ライヴのテストを実行できるような時間がなかった。
そこでハーシェミー氏のチームは、エンジニアリングの言葉で「フレームワーク」ソフトウェアとして知られる新しいシステムを作成した。これは、日本の新年の大量ツイートのような状況を模倣して、ツイッターサイトをライブで動作させている何千ものコンピューターにおいて、人工的にこのような現象を起こすことを可能にするものだ。
ハーシェミー氏のチームが作成したストレステスト・フレームワークには、モニタリングツールも搭載されていた。これは、秒ごとの基準でテストの結果を詳細に追跡し、必要に応じて規模を縮小できるものだ。
結果的にこのテストは非常に成功し、ツイッターサイトは2013年、そして2014年が明けるときにもダウンすることはなかった。2013年8月に、1秒あたりのツイート数で新記録が更新されたときも、サイトはびくともしなかった。この記録更新を後押ししたのも日本人たちで、彼らは、TV放映中だったアニメ映画『天空の城ラピュタ』で特定の場面(滅びの言葉「パルスバルス」)が流れた瞬間に、ツイートを一斉に送信したのだ。 
(後略)