「海の範囲をどうやって決めるべきか」を考えさせられます。
新説・海を流れるプラスティックゴミのアルゴリズム(wired.jp)
2014.9.24 WED
太平洋の真ん中、ハワイの北東に、ひとつの島が存在する。良好な気候にもかかわらず、魅力的だと思う観光客はほとんどいない。これは太平洋にある大きなゴミの島、「太平洋ゴミベルト」(Great Pacific Garbage Patch)のことだ。主にプラスティックゴミで構成される、正真正銘の浮かぶゴミ集積場だ。海流によって運ばれて、こうした大小のプラスティックはひとつの地域に集まる。いくつかの推計によると、70万平方キロメートルから1,000万平方キロメートルにわたって広がっている。しかし、ヴァカンスに出かける人々が毛嫌いするにしても、科学者たちはそうではない。彼らは前世紀の終わりからこの太平洋のプラスティックの島のダイナミクスを研究していて、どこから、どのようにゴミが流れ込むかを解明するできる数理モデルをつくり出すことに成功した。
(後略)