これは、多いのでしょうか、すくないのでしょうか。
介護リフト転落 10年で4人死亡(東京新聞TOKYOWeb)
2015年3月29日 朝刊
高齢者を車いすやベッドから介護リフトを使って移動する際に転落させてしまう事故が相次ぎ、二〇一四年までの十年間に四人が死亡、二十四人が重軽傷を負っていたことが、消費者庁と独立行政法人製品評価技術基盤機構(東京)への取材で分かった。誤った使用方法が原因でリフトに固定するためのベルトが外れたり、車いすごと転落したりしたとみられ、業界団体は正しい使い方をするよう注意を呼び掛けている。介護リフトは、体が不自由な人をシートでくるんでつり上げ、ベッドや浴槽に移動するタイプや、車の後方に付けた昇降機で車いすごと出し入れするタイプなどがある。製造会社の業界団体「日本福祉用具・生活支援用具協会」(東京)によると、全国に少なくとも約三万台あるとみられる。死傷者数の都府県別では、東京都が五人と最も多く、神奈川県が四人、大阪府が三人。静岡県は二人、埼玉、栃木両県は一人だった。日本福祉用具・生活支援用具協会は(1)使用前の機器点検(2)ベルトがリフトのフックにきちんとかかっているか確認(3)車いすがリフトに固定されているか確認-などを徹底するよう求めている。
出典:東京新聞TOKYOWeb
10年間で3万台当たり24件の重軽傷というのは、多いのでしょうか、少ないのでしょうか、判断出来ません。
おそらく介護用の機器ですから生産量はそれほど多くなく、それなりに人手を使って制作しているでしょうから問題は品質はある程度以上を確保出来ていると思います。
問題は主にユーザ側に有りそうに思いますし、記事もそのような内容ですね。
失敗しても重大な事故にならないようにするのは、非常に困難で費用が掛かるものですからどのあたりを落としどころにするかの問題になります。
生産量が多くない機器であればなおのこと、機能追加などのコストは直接的に機器の価格に反映しますからなかなか企業側が対応してくれないかもしれませんね。
それこそ、汎用人型ロボットで力仕事をしてくれるようになったら、介護などが大変楽になると思うんですが、まだそんな時代にはならないみたいですね。
私の介護をしてもらう時期になったらロボットが実用化されているといいなあ。
それでは、今回はこのへんで。
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