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2015年2月8日日曜日

音楽のトレーニングで会話の理解力がアップするらしい

 こんにちは、稲田商会です。

 「耳」がよくなるんでしょうか。

若い頃に音楽をトレーニングすると成長してから会話の理解力が段違いにアップすることが研究で判明(Gigazine)
2015年02月06日 13時00分02秒
楽器の演奏は脳に影響を与え、老化を遅らせたり認知症を防いだりできると考えられています。それに加え、カナダ・トロントの研究機関Baycrestが行った最新の研究によると、若い頃に音楽のトレーニングを積むことで、人生後半における話の理解力が段違いにアップすることが分かりました。

Musical Training Orchestrates Coordinated Neuroplasticity in Auditory Brainstem and Cortex to Counteract Age-Related Declines in Categorical Vowel Perception
http://www.jneurosci.org/content/35/3/1240

Early music training prevents loss of listening skills later in life - The Washington Post
http://www.washingtonpost.com/news/to-your-health/wp/2015/02/03/early-music-training-prevents-loss-of-listening-skills-later-in-life/

研究は55~75歳の健康な20人を対象としたもので、被験者たちはヘッドフォンを装着し、脳波を測定されながら「ランダムに流れる話声のうち、どのくらいの速度まで聞き分けることができるか」をテストしました。この時、被験者のうち半数は若い頃に音楽訓練を行っており、残り半数は音楽訓練を行っていませんでした。
 「聴力が低下した」という実感がなくとも、年齢とともに人の話を認識・理解する能力は低下していくものです。しかし今回の実験で「楽器を演奏した経験のある人は、音楽経験のない人より20%も速い話声を認識することが可能」であるということが判明し、音楽が加齢に伴う認識力の低下を防いでいるということが示されました。
(後略) 
出典:Gigazine



 ほうほう、音楽経験によって脳の音を聞き分ける部分が鍛えられるということですね。
 なかなか面白い事象だと思います。
 音楽の他にも音を判別する訓練は色々とある(トンネルの打音点検とか)と思うので、それで脳を鍛えると話を聞き分ける能力が上がるかもしれませんね。

 うん?でも、周囲の音から会話の音声を識別出来ても、会話の「意味」がきちんと理解出来るとは限らないんですかね。
 国語や読書や議論などで、脳の「意図を読み取る」部分を鍛えるのも、会話の「意味」をきちんと理解するには必要なんでしょうかね。

 それでは、今回はこのへんで。

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