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2015年2月8日日曜日

認知症ドライバーの恐怖

 こんにちは、稲田商会です。

 私も身近に感じていることなので、とても恐怖があります。

70万人!「道路逆走」認知症ドライバー、本日もアクセル全開(PRESIDENT Online)
2015年2月7日(土)
■認知症の要介護者には、どう向き合ったらいいのか 
先日、友人から次のような話を聞きました。
友人のお父さんは80代半ば。身体に衰えはなく普通に日常生活を送れるため要介護認定は受けていませんが、認知症の症状が出始めています。そのお父さんから友人に電話が入ったそうです。「クルマが動かないから、見に来てくれ」と。
実家から数キロ離れたところに住む友人が駆けつけると、お父さんはクルマの運転席にいました。エンジンはかかっていて、「アクセルを踏んでも進まないんだ」といいます。なにやら焦げ臭いにおいがするので運転席を見ると、サイドブレーキが引かれたままになっている。
友人はすぐに察しました。「ボケて、サイドブレーキを解除することを忘れているんだ」と。それまでもワイパーの動かし方を忘れたりして「危なっかしいな」と感じていたようですが、「ついにここまでボケたか。こんな状態でクルマの運転なんかさせたらまずい」と思ったそうです。
とはいえ当人は頑固なうえ自分がボケているなどとは思っていないですから、サイドブレーキのことを教えたら運転しかねません。そこで友人は「オレが見てみるから、親父は部屋に戻ってて……」と言い、ボンネットを開けるなどしてチェックする振りをしばらくした後、お父さんにはこう告げたそうです。
「やっぱり故障だ。ディーラーに見てもらおう。もし修理代が高くつくなら、売るか廃車にするしかないな。親父もトシなんだし、これを機に運転をやめたらどうだ? どこかに行く用事があるなら、できるだけオレが運転して連れていくから」 
(後略) 
出典:PRESIDENT Online



 本人が“頑固”で“自分がボケているなどとは思っていない”というのは、よくあることなのでしょうか。
 年寄りは自身でもちょっと変とは思いながらも、「ボケている」ことをなかなか認めてくれないように思います。
 私は自分で物忘れに気付いたら“ああ、これもボケ老人への一里塚だな”と思うようにしているんですが、そうやって認めることは恐いことなんでしょうか。

 恐いのは、それで当人がどうこうするよりも相手方に何らかの問題が起こった時だと思われますし、自動車保険の方で“運転者の健康状態”が評価されるときに“認知症”がどのように評価されて保険の適用外になったりしないのかがとても不安です。
 本当に免許更新時にきちんと認知症の状況を確認して、運転に適さない人からは強制的に取り上げるようにしたらいいと思います。

 田舎では、移動距離の関係から車が必要になるとの話ならば、今のGoogleのような自動運転車なり、遠隔運転車(参考:フォード、クルマの「超遠隔操作」をテスト中 - WIRED.jp)なりを導入すれば、いけるんじゃないかなあと思います。

 日本は高齢化社会で、一番には田舎にいる所在地が分散した高齢者をどのようにサポートするかが問題ですが、自動車の自動運転、遠隔運転辺りが一先ず行うべき対策ではないかと思えます。

 それでは、今回はこのへんで。

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