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2014年8月23日土曜日

防災研、斜面崩壊実験を実施

 こんにちは、稲田商会です。

 いやこれ、「解明」よりも「検証」って意味でしょう?

防災研が斜面崩壊実験 土砂崩れのメカニズム解明へ (日本経済新聞)
2014/8/22 21:24
 防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は22日、広島市で多数の犠牲者を出したような大雨による土砂崩れの内部メカニズムを解明するため、大型降雨実験施設を使い、斜面崩壊実験を実施した。実験では斜面にセンサーを設置して大量の雨を降らせた。斜面崩壊までのデータを集めることで、事前に危険を把握し、住民の避難などに役立てることを狙う。
 防災研は同日午前10時から土砂災害の中で最も一般的な表層崩壊を模した実験を開始。長さ7メートル、幅9メートルの斜面に川砂を1メートル積んだ大型模型を使った。当初、1時間に50ミリの雨を人工的に降らせ、その後、降雨量を100ミリまで増やして3時間弱で斜面を崩壊させた。
 斜面には民間企業7社が、地表面の変化の様子をとらえるセンサーなどを25個以上設置。地表面の変化のほか水分量、地下水の水位など、斜面が崩壊するまでの過程を捉えた。 
(後略)



 うん?民間企業7社がセンサを設置したんですか?
 もしかして、民間企業のセンサを互いに検証するために行った較正のための実験だったんじゃないですか?
 まあ、日本経済新聞ですから、飛ぶときもありますよね。

 元記事からもう少し引用します。

引用、ここから。
(前略)
 1時間雨量100ミリを超えるような豪雨によって、広島や伊豆大島、南木曽などで土砂災害が多発している。防災研の酒井直樹主任研究員は「斜面崩壊の予測に使えるデータを集めると同時に、各メーカーのセンサーの性能向上などに役立てたい」としている。
引用、ここまで。

 まあ、こういうヤラセは必要なのかもしれませんが、なんか見え見えなのが「どうもなあ」という感じです。

 それにしても広島の災害は、直ぐ近くの街には平常の暮らしがあるのが見えるのはとても残酷な状況に思えます。
 亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

 それでは、今回はこのへんで。

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