私には、自転車のロボットが記憶に残っています。
村田製作所、米スマホ部品大手を買収(北海道新聞)
(08/23 11:46、08/23 14:55 更新)
村田製作所は23日、携帯電話やスマートフォン用の電子部品を手掛ける米大手ペレグリンセミコンダクター(カリフォルニア州)を買収することで、同社と合意したと発表した。買収額は4億7100万ドル(約489億円)。10~12月に手続きを完了する予定。ペレグリンはこれまで、スマホなどの送受信に必要な部品の一部を村田製作所に供給してきた。
(後略)
私は、村田製作所には結構 したたかな企業のイメージがありますが、今回の買収でも勝算がきちんとあっての買収なのでしょうね。
週明けの株価の変化がどうなるのか、面白そうです。
そう言えば、村田製作所は、昔CMで、自転車を漕ぐロボットを作っていました。
自転車ですから前後方向はともかく、左右方向にバランスを取る必要があるのですが、ロボットの胸部にフライホイール(と言っていいんでしょうか?)を内蔵して倒れそうな側と反対側にトルクを発生させる機構になっていました。
ロボットの挙動は、ふらふらとしながらもバランスを取っている様子が自転車になれていない小さな子供がバランスを取っているようでとてもユーモラスでした。
なにかの機会にそのCMの解説を見たのですが、「バランス調整の方法が、“バランスの取れているところで常にいるようにする”のではなく、“バランスのくずれそうな予兆で対応するようにする”ことになっており、とても上手い方法である」とされていました。
それからしばらくして、カオス理論のストレンジアトラクタの話を読んだときに、「ああ、ロバストであるためにはそうでないとだめだな」と思ったものです。
これ、もしかしたら人間についても言えるかもしれませんね。
それでは、今回はこのへんで。
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