技術者としては、気になる問題ですね。
エコキュートの低周波音「健康への影響、可能性ある」(apital)
2014年12月19日
暮らしに関わる事故の原因を調べる消費者安全調査委員会(消費者事故調、畑村洋太郎委員長)は19日、省エネ型給湯器「エコキュート」から出る低周波音の健康への影響について調査報告書を公表した。因果関係は断定しなかったが、「(不眠などの)健康症状の発生に関与している可能性がある」と言及。経済産業省などに対策を講じるよう求めた。消費者事故調は、群馬県高崎市の夫婦からの申し出を受け2012年11月から調査。夫婦は隣家のエコキュートから出る低周波音で不眠や頭痛の症状が出たと訴えていた。エコキュートやエアコン室外機の運転音には周波数が100ヘルツ以下で、音が小さいと聞こえない人もいる低周波音が含まれることが分かっている。消費者事故調は、エコキュートの運転音が健康に影響したと訴える100人へのアンケートや、群馬県の例のほか苦情があった18例の現地調査などを実施。その結果、エコキュートからの距離と症状の程度に関連があることなどから、低周波音の健康への影響が「否定できない」と結論づけた。ただ、消費者庁の小堀厚司・事故調査室長は「低周波音の健康への影響は学術的に評価が定まっていない」という。
(後略)
以前、マンションの一室で1週間ほど作業をしていて、そのマンションの向かい側が生コンプラントで、アジテータ(ミキサー車)が頻繁に出入りしてたんです。
で、ミキサー車が通る度に「ゴゴゴゴ」とでも言うような揺すられるような低い音が響いていて、気分が悪くなっていたんですね。
いまから考えると、それが「低周波音」だったんだと思います。
塀のひとつでも作れば、反射されてしまうものだと思いますので、なにかそのような解決方法がとれればいいんではないでしょうか。
それにしても、音は熱や力、光のように遮りにくいので、技術者に取っては難しい問題のように思います。
止めたと思っても、回り込んで漏れ出てしまうので対処がしにくいですよね。
音響工学とかが発達して、スパッと特定の音だけを消せるようになればいいんですけれどね。
お心当たりのある方は、販売店などに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
それでは、今回はこのへんで。
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