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2014年12月20日土曜日

「あかつき」、太陽風の謎解明

 こんにちは、稲田商会です。

 「あかつき」さん、お疲れ様です。

あかつきがけがの功名、太陽風の謎解明(マイナビニュース)
 [2014/12/19]
われわれの太陽系は超高速のプラズマの流れ、太陽風の中にある。太陽風は地球を含む惑星の環境に大きな影響を与え続けている。その太陽風が太陽半径の5倍程度離れた距離から急に加速される様子を金星探査機「あかつき」で観測するのに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)の今村剛(いまむら たけし)准教授と大学院生の宮本麻由(みやもと まゆ)さんらが成功した。長年謎だったコロナ加速問題を解く鍵を得た。東京大学、名古屋大学、京都大学などとの共同研究で、米科学誌アストロフィジカルジャーナルの6月20日号と12月10日号に発表した。
「あかつき」は2010年5月に種子島宇宙センター(鹿児島県)からH2Aロケットで打ち上げられ、10年12月に金星周回軌道への投入を目指したが、エンジントラブルで軌道投入に失敗して、15年度後半に金星周回軌道への再投入を目指して太陽系を公転している。研究グループの今村剛准教授は、あかつきが11年6月に地球から見てほぼ太陽の反対側を通過することに気づいた。「これはめったにない太陽風観測のチャンス」として11年6月6日から7月8日にかけて16回、各6~7時間、電波観測をした。「あかつき」でも、「転んでもたたでは起きない」という日本の宇宙科学研究の粘り強い気風が息づいていた。 
(後略)



 「転んでもただでは起きない」というのは、日本人らしいというか予算が無いだけというかは判りませんが、「はやぶさ」さんのときも諦めずにしていたから成功したんですから、世界の方からは、「ああ、やっぱり日本だね」と言われそうです。

 私は技術者ですから、科学を「信仰」していますが、機械に意志があるように捉えてしまう傾向があります。
 機械という無生物でも何らかの心を持っているように見なして接することは、悪いことではないように思うからです。

 「あかつき」さんも、出来ることをコツコツと頑張っているように思います。
 私には、なにが出来るか週末に閉じ籠もりながら考えてみることにします。

 それでは、今回はこのへんで。

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