これは、ちょっとセキュリティ的にどうなんでしょう。
成績データ:女性教諭が持ち出し、流出 山梨(毎日新聞)
毎日新聞 2014年11月12日 21時20分(最終更新 11月12日 21時56分)
山梨県中央市教育委員会は12日、市立中学校の50代女性教諭が生徒100人以上の成績データを自宅に持ち出し、外部に流出したと発表した。同じ学校に通う自分の子供にデータを見せたところ、子供がデータをメール送信するなどし、他の生徒計8人に流出したという。他生徒の成績と比較させるため自分の子供にデータを見せたといい、教諭は「子供の学習状況が心配で、叱咤(しった)激励のつもりだった」と述べ、謝罪しているという。(中略)
市教委の笹本昇教育長は「流出データは全て消去した」と説明した。学校は12日、保護者への説明会を開催。市教委は教諭の処分を検討している。
これ、職場のデータを個人的な目的で持ち出したこと、見せてはならない者に見せていること、持ち出し後に適切な保管が行われていないことなどの点から言って、刑事事件で良いですよね。
それから、教育長の“流出データは全て消去”ということですが、だれがどのようにそれを確認出来るんですか?そんな訳ないでしょう。
それに、流出データを消去することでそれ以上の問題拡散が無くなった訳では無いでしょう?
重要な個人情報を取り扱っている職業である教師および教育委員会の人員として、そんな観点から話をしているのでいいんでしょうか。
それにしても、成績データがそんなに簡単に個人的な目的で持ち出しできるのはちょっとどうかと思いますね。
この事件、教育分野でも情報管理についてしっかり検討していく切っ掛けになるものかもしれませんね。
経過をきちんと見ていきたいと思います。
それから、自分にとって同様に個人情報、秘匿の必要な情報を気軽に持ち出したりしていないかをしっかり見直したいと思います。
それでは、今回はこのへんで。
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