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2014年7月1日火曜日

物流業界が揉めているようです

 こんにちは、稲田商会です。

 しんどいのにお金を貰えないなら、揉めても仕方ないですよね。

週刊ダイヤモンド今週号より~佐川男子、クロネコ男子が悲鳴! 物流ビジネス大異変(マイナビニュース)
 [2014/06/30]
物流の世界に大異変が起こっています。運送会社は「運べない」「運ばない」の大合唱をし、物流費アップを避けたい荷主である企業は大改革へとかじを切り始めました。一方で、異業種のコンビニエンスストアなどが、新たなモデルを引っ提げ、物流業界に参入しようとしています。今週号の特集では、動乱の物流業界に迫ります。 
(後略)



 元記事から、もう少し引用します。

引用、ここから。
(前略) 
宅配便が届かない——3月末の消費増税に伴う大混乱。多くの業界関係者がその導火線になったと口を揃えるのが、5年も前に佐川急便が行った下請けへの値下げ要求です。その後、需給がタイトになって佐川が車両の追加を要請すると、マグマのようにたまっていた下請けの不満が爆発、要請に応じないという強硬策に出ました。これによって佐川の運送能力が大幅に低下、玉突きで業界全体として需給が逼迫することになったのです。
さらに佐川は、下請けに値下げを要求する傍らで荷主には値上げ要請を開始。受けないところは切る“禁じ手”に出ました。大騒ぎとなった大荷主アマゾンとの決別はその一環。アマゾンの大量の荷物は、一気に業界トップのヤマト運輸(ヤマトホールディングス<9064>傘下)に流れ込みました。
そのヤマトも下請けたたきこそしていませんが、今年、実質値上げに踏み切っており、多くの荷主が悲鳴を上げています。大手2社の宅配便シェアは、ヤマトが43%に対し、佐川が39%と圧倒的な寡占状態。そんな2社がダンピング合戦をやめて値上げに走れば、日本の物流はどうなるか、目に見えています。 
(後略)
引用、ここまで。

 宅配便によるAmazonでの購入や食べ物のお取り寄せなど、宅配便業界への依存は高まるばかりのように私は感じていますが、その業界が揉めるようになればその状況が崩れていくことになりかねません。

 物流という生活基盤を支える業界が揉めていることが、私達に対価をこれから支払うことを迫ることになるかもしれません。

 それでは、今回はこのへんで。

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