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2014年7月1日火曜日

エボラ出血熱、感染拡大

 こんにちは、稲田商会です。

 「致死率90%」だそうです。

史上最悪、西アフリカでエボラ感染拡大(ナショナルジオグラフィック)
2014年06月30日
 西アフリカでエボラ出血熱の感染が史上最悪規模の拡大を続けている。これまでに635人が感染、うち60%以上が死亡している。
 世界保健機関(WHO)は先週、感染拡大を防ぐための大胆な対策の必要性を訴え、7月2日と3日にギニアとリベリア、シエラレオネ、近隣8カ国の保健大臣を集めて会議を開催すると発表した。 
(後略)



 同記事から引用します。

引用、ここから。
(前略) 
◆過去のエボラ流行は小規模で局地的なものでしたが、今回は非常に広い範囲に及んでいます。違いは何でしょうか?

 通常は、エボラ出血熱が発生すると専門家チームが現地に入り、患者や患者と接触する機会のある人々を特定します。隔離によって感染拡大を防ぎ、かなり短期間のうちに消滅させることができます。ところが、今回は農村地域ではなく都市部で流行しています。すべての患者を特定し、住民への教育を徹底することが不可欠ですが、人手が足りていません。

◆エボラウイルスの伝染性は?

 伝染性は決して強くありません。感染した動物または人間の血液や臓器、体液と密接に接触しなければうつりません。

(中略)

◆エボラウイルスに感染するとどうなりますか?

 エボラウイルスは出血熱を引き起こし、激しい炎症反応が現れます。ショック状態に陥り、血圧の維持が困難になります。その結果、あらゆる臓器の不全に至ります。

◆治療や回復は可能でしょうか?

 致死率が90%にも上る致命的な感染症ですから、回復することは極めてまれです。治療法はありません。

(中略)

◆アメリカを含む他の先進国に感染が広がる可能性は?

 先進国の医療制度の下で流行が広範囲に及ぶとは考えにくいですね。手袋やガウン、個人用防護具の使用を徹底できますから。エボラが流行するのではとパニックに陥る必要はないでしょう。
(後略)
引用、ここまで。

 今まで僻地の奇病だったのが、西アフリカの都市部に出てきたということですね。
 これで、感染性が高まったり、致死率がやや低まったりして感染速度が速くなるとパンデミックになっていくんでしょうね。
 文明によって人はどこへでも行けるようになりましたが、それと一緒に病気もどこへでも行けるようになったということですね。

 皆様、どうぞお気をお付けください。

 それでは、今回はこのへんで。

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