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2014年11月3日月曜日

人工尾びれのイルカ、死す

 こんにちは、稲田商会です。

 長生きをしていたようですね。

人工尾びれのイルカ「フジ」、死す 沖縄・海洋博公園(朝日新聞)
2014年11月2日22時03分
 人工尾びれをつけた沖縄県本部町・海洋博公園のバンドウイルカ「フジ」が1日、死んだ。推定45歳のメス。海洋博公園は「フジが残してくれたものを、お世話になった人たちに伝えたい」として、フジのパネル展開催を予定している。
 海洋博公園によると、10月8日ごろから食欲が低下して泳ぎが不安定になり、投薬などの治療を続けていた。死因は感染性の肝炎。45歳は高齢の部類に入るという。 
 フジは1976年から飼われ、95年までに3頭を出産したが、02年に病気で尾びれの約75%を切除した。その翌年、タイヤメーカーのブリヂストンと共同で人工尾びれの開発プロジェクトが始まり、改良を重ねてジャンプができるまでになった。 
(後略)



 自然の世界では生き残れなかった状況で、人の手によって生き延びられたことは良かったことなんでしょうね。
 そのあたりが私として割り切れていないところがあります。
 人の世界も著しく不公平で理不尽な世界であり、人の手によって生き延びられることは良かったことと考えるべきなんでしょう。

 自分だったらどうかとかを考えると、何とも言えないところがあります。
 全ては決められた道筋を辿るのみで、分岐は自分には決められない、もしくは分岐の度に自分の分身がそれぞれの分岐を辿っていくのかもしれません。
 だとすると、決めると言うこと自体は予め定まったものであり、どちらの判断をしてもそれを(別の)自分で体験していると思い、今の選択を納得するのが「幸せ」になる方法かもしれませんね。

 それでは、今回はこのへんで。

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