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2014年5月16日金曜日

クレジットの内容が自動で家計簿に計上されるのは、便利?

 こんにちは、稲田商会です。

 これは、どのような所から見るかによって評価が異なりそうです。

マネーフォワード、クレディセゾンネット会員の利用明細の自動保存に対応(マイナビニュース)
マネーフォワードとクレディセゾンは16日、自動家計簿サービス「マネーフォワード」に関する業務提携をすると発表した。クレディセゾンの発行するセゾン・UCカード会員限定で利用明細データを家計簿サービス「マネーフォワード」上に自動保存するサービスを開始する。
これにより、セゾン・UCカード会員の利用明細データ閲覧期間は1年に拡大、利便性の向上につながるとしている。さらに今後は、クレディセゾンのネット会員IDで「マネーフォワード」にログインを可能とするID連携や、ユーザーに合わせたレコメンドサービスの提供を順次開始する。 
(後略)



 これだけでは、よく判らないのでもう少し引用します。

引用、ここから。
(前略) 
「マネーフォワード」は、クレジットカードでの支払いが毎日自動で家計簿に記録されるため、ユーザーは日常の現金支払いをクレジットカードに切り替える傾向がある。特に、カード利用回数が月間10回未満のユーザーの場合、「マネーフォワード」にクレジットカード登録後は、カードの利用回数が登録前の平均1.7倍に増加するなど、日々の決済手段の選択に変化があらわれているという。マネーフォワードは、こうした状況を踏まえ、クレディセゾンとの提携を強化することで、さらに支出管理を容易なものとし、両社の提供価値向上に努めていくとしている。
(後略)
引用、ここまで。

 話を整理しますと、2社の提携により、ネット上の家計簿サービスであるマネーフォワードでクレディセゾンのクレジットカードの支払が自動で計上されるようになったということだそうです。
 で、それによってマネーフォワードは会員の利便性が図れるようになり、クレディセゾンは利用頻度が上がる傾向にあると両者がWIN-WINの関係になるようです。
 “家計簿を付けていてクレジットカードを月間10回未満しか使わない”ユーザは、お金についてしっかりしていて、慎重な態度をとるように思いますので、家計簿でクレジットカードの負担が自分にとってこの程度と判れば、より安心してクレジットカードを使うようになると考えられますし、いきなり使いすぎたりしないでしょうから、継続的にクレジットカードを利用してくれる「上客」になるとも考えられます。
 ユーザとしては、クレジットの内容をわざわざ手入力しないで済むなら便利ですよね。
 ということで、3者がWINならとても良いことのように思えます。

 ただし、お金の流れがクレジット会社から家計簿サービスの会社に自動で流れるのですから、個人情報のかなり深い部分が2社に渡って流れるようになり、利用される可能性は高くなるように思われます。
 私には、そのような個人情報が流れていくのは面白くないので、このような提携は好ましいとは思えないのですが、若い方はそうは思わないんでしょうね。
 あと、クレジット会社にのせられて、カードの利用頻度が高くなっていくのも癪に障ります。

 それでは、今回はこのへんで。

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