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2014年5月16日金曜日

何かを勉強するとき、本は3種類用意するといいと思います。

 こんばんは、稲田商会です。

 ふと、思いついた事を書いてみます。

 「何かについて勉強するときに、本を買いに本屋にいくとしたら、どのように本を選べばいいのか」との問いに対する、私なりの答えです。




 私にとって身近な「何かについて勉強するとき」とはパソコンソフトなどを習得しようとする場合です。
 その際、本を3種類程度は買うようにしています。
 3冊、ではなく3種類です。
 なぜ3種類かというと、何かを教えるために書かれている本が主に3種類に分かれていると私が思うからです。
 3種類の内容を以下に記します。

1.入門書
 勉強の初期段階で使う、対象とする事柄を全般的、体系的に記述したもので、対象を全体的に俯瞰するのには適しています。
 その代わりに実際の使用状況に即した内容が表現されていないことや抹消の詳細な内容は不明なことがあります。

2.事例集
 勉強の中期段階で使う、対象とする事柄で、高い頻度で発生する状況、発生したときに困ることが多い状況など特定の状況について対処方法などを記したもので、個別の詳細な状況で状態を認識し対処を考える際に有効です。
 その代わりに全体的な視点はつかみにくいことや記述された対処を選ぶ理由が明確でないことがあります。

3.辞書
 勉強が中期~後期段階で使う、全ての内容をそれぞれについて詳細に記載したもので、詳細を理解するのに有効です。
 その代わりに全体的な視点はつかみにくいことや実際の使用状況と記述内容のマッチングには内容を十分に把握するだけの時間が必要なことがあります。

 これらの本の種類は互いに異なる特徴を持つため一方を目指すと他の方向へは向きにくく、二つの方向を目指すとどちらつかずの内容となるので、実際に販売される本の場合どれか一方を目指して書かれています。
 自分で本を買うときは、自分が勉強のどの段階におり、どのような内容かを考えて選定することが必要です。

 初めて勉強する事柄であれば3種類ともが必要になることになります。
 書籍の使用する期間と値段との関係を考えるなら、“入門書”は初期段階で使用するので期間は短くそれほど費用を掛ける必要はないと言えます。
 “事例集”も中期段階で使用するので期間はそれほど長くはありませんが、他人に説明したりする場合には便利であるため、ある程度の費用を掛けたものにした方が良いかもしれません。
 一方、“辞書”は中期段階から後期段階で使用し、内容によっては継続的に使用することとなるので、費用を掛けても十分な内容を持ったものを用意することが望ましいと言えます。

 以上をまとめると、『「何かについて勉強をするとき」には“入門書”、“事例集”、“辞書”の3種類を購入し、“入門書”はそれほど費用を掛けないもの、“事例集”は他人に説明したりするときにも使える程度のもの、“辞書”は費用を掛けても十分な内容を持ったものとする』こととなります。

 さて、私なりの答えですが、皆さんはどう思われるでしょうか。
 なにか意見があれば参考にしたいので、コメントなどで教えてください。

 それでは、今回はこのへんで。

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