私の主観的に思うことを書いています。
一切の根拠は無いので、「思い込み」と言われればその通りです。
お嫌いな方は読まないことをお薦めします。
今日は、持ち帰った仕事をしようと思いながらやる気が出ないのでここに落書きしています。
閑話休題。
1.クラウドデータベース宇宙論とは
「クラウドデータベース宇宙論」とは、私が適当に考えた言葉です。
単語の、「クラウド」「データベース」「宇宙論」の語感が良いので組み合わせました。
クラウドデータベース宇宙論は、このような考え方です。
- 世界の全ては計算機で計算される、仮想空間上のデータのみの存在である。
- 世界は、速く大きなデータベース、それに繋がる無数の計算機(私のイメージでは“サーバ上で動作する無数の仮想マシンのインスタンス”)より構成される。
- 計算機は計算する機能のみが与えられており、仮想世界の「力や質量や電荷などの様々な状態」「物理法則」等々の「情報」は全てデータベースに保存されている。
- 計算機は指定した「範囲」の「状態」「物理法則」等々の情報をデータベースから読み出した上で、新たな情報をデータベースに書き込む。
- 計算機はデータベースにアクセス出来るものの、計算機が指定したもののみにアクセス出来、計算機が指定しないものが計算機に与えられることはない。
計算機の単位は、素粒子かもしれませんし、細胞かもしれませんし、ヒトの個体かもしれませんし、事象の地平線に限られた宇宙1つかもしれません。
「クラウド」のように”どこがどうなっているかが判らない”「データベース」の情報に則って「宇宙」(というか世界)が計算されることから、「クラウドデータベース宇宙論」と言っています。
2.クラウドデータベース宇宙論によって、どのようなことが可能になるか
クラウドデータベース宇宙論の考え方のところで触れましたが、「物理法則」も情報の一部ですから、計算機が別の「物理法則」に則って計算した情報を書き込むことが可能です。
ただ、計算機が情報を取り出す際に異なる「物理法則」の情報を選択しないようにすれば、計算機に取っては存在しないことと同じになります。
これから、「物理法則の違う世界」が可能です。
同様に制限された計算をすることで「幽霊など干渉出来ない存在の居る世界」も可能です。
また、時空間に対して状態が1つとは限りませんので、同一時空間で異なる状態が存在する「パラレルワールド」が可能です。
よく言う、「自分が目覚める度に世界が想像される」考え方はある意味該当します。
データベースに存在しない情報を取り出そうとした場合、要求した計算機が情報を待っている間に、別の計算機でその情報を計算して書き込めば、要求した計算機にとって情報が“存在しない”ことは一切感じられず、認識することは出来ません。
3.クラウドデータベース宇宙論はどのような世界か
もし、私達がクラウドデータベース宇宙論の中の世界にいたらどのようになるでしょう。
私は、今と全く変わらない世界が見えると思います。
なぜなら、データベースが計算機に与える情報は計算機が求めるなら与えられるでしょうし、計算機が「物理法則」等の情報を用いて補完するでしょうから、細かく見ても遠くを見ても過去でも未来でも、同じ(ように見える)計算結果の情報が存在するはずです。
私の考えるクラウドデータベース宇宙論が完全に機能しているとすれば、現世が裏宇土データベース宇宙論の中の世界かどうかを識別することは不可能でしょう。
世界のどこかに「情報不足によるアラ」があることで立証しようと考えた場合、「情報不足によるアラ」があるならば、それを観測しようとしている(状態にある)計算機を待たせておいて、他の計算機が計算すれば良いのですから。
このクラウドデータベース宇宙論は、「マトリクス」の“計算機の中の世界”と「攻殻機動隊」の“広大なネットの海に包まれている世界観”を結び付けたものです。
あなたは、どう思いますか?
それでは、今回はこのへんで。
0 件のコメント:
コメントを投稿