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2015年2月11日水曜日

「酒を鍛える」=「がんに罹りやすくなる」?

 こんにちは、稲田商会です。

 「酒を鍛えてやる」と飲ませている方はご注意ください。

酒に強くなると、がんに罹りやすくなる!? 鍛えて酒を飲むことの怖い代償(HEALTH PRESS)
2015.02.10
「酒は鍛えれば強くなる。オレだって昔は酒に弱かったが、鍛えて、ここまで飲めるようになったんだ」
 そんな自慢をする先輩がよくいる。いや、まさに自分のことだと思った人もいるだろう。「酒に強くなることはいいことだ」と信じて疑っていなかったのかもしれないが、実はがんへの道を自ら進んでしまったのである。 
(後略) 
出典:HEALTH PRESS



 私も若いときに鍛えられたような気がします。
 ということは、がんになりやすくなったんでしょうか。

 「がんに罹りやすくなる」との理屈は次のようになっています。

引用、ここから。
(前略) 
 アルコール分解酵素を持っている人が鍛えると次第に酒に強くなる理由は、以前は脳や神経系がアルコールに慣れて酔わないように感じるためだろうと、考えられていた。だが実は、酒に強くなる仕組みがきちんとあったのだ。 
(中略)
 しかし、アルコール血中濃度が0.05%を超え、ほろ酔い気分になりはじめた頃から、アルコールの分解方法が変化し始める。
 ミクロソーム-エタノール酸化系(MEOS系)による分解が増え、約半分がMEOS系で分解されるようになる。このMEOS系は、酒をたくさん飲んだり、よく飲むことによって、つまり「鍛える」ことで、働きが強まり、アルコールの分解が早くなっていく。
 MEOS系の働きが強まると、酒には強くなるが、他のことにも強くなり、結果、困ることが増える。薬の分解が早くなるため、薬の効果が弱まり、効果時間も短くなる。麻酔も効きづらく、すぐに醒めてしまう。
 そして、一番問題が大きいのが、がんになりやすくなることだ。
 MEOS系によるアルコール分解の際には、体に悪影響を与えるフリーラジカルが発生する。MEOS系によるアルコール分解が盛んになると、フリーラジカルも多く発生して、肝臓にダメージを与える。
(後略) 
出典:HEALTH PRESS
引用、ここまで。

 なるほど、「酒を鍛える」とはあ「MEOS系」の代謝の能力を上げることであり、がんの要員となるフリーラジカルの生成に繋がるということですね。

 フリーラジカルは、細胞に刺激を与えてがん化させてしまうので、出来るだけ無い方が良いようなので、それをわざわざ作り出すというのは確かにいい話では無いですね。

 ということで、「酒を鍛える」ことは「がんに罹りやすくなる」など良くないことを引き起こすことに留意して、ほろ酔い程度の美味しいお酒を頂くように心掛けるようにしましょう。

 それでは、今回はこのへんで。

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