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2015年1月18日日曜日

日本半導体の先行きの話

 こんにちは、稲田商会です。

 半導体業界のこれから先を見通した面白い話です。

サムスン、「傲慢と過信」で内部崩壊の兆候 日本半導体、「過剰品質」で復活のシナリオ(Business Journal)
2015.01.16
 2014年5月に、香港とシンガポールでそれぞれ3回ずつ、投資機関を対象とした講演を行った。この講演を通して、アジアの著名な投資機関が、日本と韓国の半導体業界の挙動に注目していることがわかった。
 特に、なぜ日本が凋落したのか、韓国も日本と同じ道をたどるのか、日本の復活はあるか、ということに大きな関心を持っていた。日本の世界シェアは低下し存在感は薄れる一方だが、そのポテンシャルは高いと、今でも投資機関は評価しているのである。
 本稿では、筆者がどのような講演を行い、それに対して投資機関がどのような反応を示したかを紹介したい。 
(後略)



 詳しくは元記事を読んで頂くとして、なるほどね、日本の半導体業界としては 車の関係で復興の目があるということですね。

 確かに現代社会において必須の道具である自動車が高度化していっており、今後も継続するだろうというのは納得出来る話です。
 今お茶の間でテレビを見ているだけでも、車のCMにはほぼ必ず自動ブレーキが付いていることがセールスポイントとされており、そのうち自動車保険でも自動ブレーキが付いていないと保険料率が高くなるなどのペナルティが科されるようになるのではと思える程です。
 自動ブレーキに関連して色々な今まで自動車製造に使用されていなかったパーツ(電波測距計や高度なプロセッサなど)が使用されてくるようになれば半導体業界としても単価の高い商品を安定供給できるようになるわけですよね。
 しかも、自動車という屋外に近い過酷な環境下で長期的に使用され続ける機器ですから、高度な信頼性が必要なのも当然ですね。

 おそらく10年位で自動運転車が普通の商品になってくると思いますが、その頃には日本半導体業界が我が世の春を謳歌しているかもしれませんね。

 それでは、今回はこのへんで。

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