なんのビッグデータを使うのでしょう。
総務省「ビッグデータ」で避難情報 災害時、住民に素早く伝達 今夏にも実験開始(産経MSN)
総務省は19日、台風やゲリラ豪雨で洪水や土砂崩れなど災害の発生が危ぶまれるとき、短文投稿サイト「ツイッター」のつぶやきなどインターネット上の「ビッグデータ」を気象データに組み合わせ、避難情報を地方自治体や住民に素早く伝えるシステムを官民でつくることを明らかにした。今夏にも実験を始め、2016年度をめどに実用化を目指す。
(後略)
現場の状態を知るのに「ツイッター」などのビッグデータを使おうとの考え方ですね。
「ツイッター」のビッグデータの使用ということでは少し疑問があります。
1つは範囲内の人口数の問題、1つは人口のなかでの発信源となり得る人の割合です。
都市部では、至る処で十分に人口があり、人口の中での若い層が多いので、情報の地域均質性や確実性や認識までのタイムラグが実用的な範囲となるでしょう。
しかし、地方では、十分な人口がおらず、人口の高齢者率が高いと、情報の地域の偏りや確認しても発信されないこと、人通りがないため認識までのタイムラグが大きいことなどの問題が生じることも考えられます。
まあ、それらを割り引いたとしても、現状の「役場の情報」のみの状況よりかは良いと考えられますが。
このニュースから言えば、「ツイッター」で「土砂崩れに巻き込まれた。助けて。」と書くと政府が拾ってくれる可能性があるわけですね。
ちょっと、「ツイッター」練習してきます。
それでは、今回はこのへんで。
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