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2014年3月31日月曜日

JR西日本でキオスクが消えてゆく

 こんにちは、稲田商会です。

 駅の中の店舗は競争の無い世界だと思っていたのですが、違うようです。

JR西が下ったセブンイレブンの軍門 “改札の壁”打ち破るメーカー支配力(日経BP)
会見に臨んだ2人の表情は、いささか対照的に見えた。
 セブン―イレブン・ジャパンの井坂隆一社長と、ジェイアール西日本デイリーサービスネット(以下、JR西DSN)の井上浩一社長。セブンの井阪社長が終始、柔和な笑みをたたえていたのに対し、井上社長は資料を読んでいたのか伏し目がちで、浮かない表情をしているようにも見えた。
 JR西DSNは、西日本旅客鉄道(JR西日本)の子会社で、コンビニエンスストアの「ハート・イン」や小型売店「キヨスク」など、主にグループの駅ナカ事業を手掛ける。両社長はこの日、JR西の駅構内にあるハート・インとキヨスクのほぼすべての店舗を、「セブンイレブン」にリニューアルすると発表した。 
(後略)



 JR西日本の駅ナカにあるキオスク、ハート・インがセブンイレブンになるそうです。
 セブンイレブン、強いですね。

 コンビニのノウハウによる商品の管理を行えば、駅ナカ専用商品が開発されてくるかもしれません。
 そうなると、利用者側も便利ですね。

 私としては、鉄道をあまり利用しないので、このニュースによる影響はありません。
 鉄道よりも高速道路の売店についてコンビニ化することを考えてもらいたいです。
 鉄道は深夜は通っていませんが、高速道路は24時間通行する車両があります。
 できれば、高速道路のPA、SAの売店部分を全てコンビニとして24時間営業に出来ないものでしょうか。
 まあ、田舎の高速道路の通行車両による売上では、それに必要な人件費が稼げないでしょうけれど。

 本記事の中で、セブンイレブンの野心がちらっと出ているところがありました。

引用、ここから。
(前略) 
 「近くて、便利」。コンビニ業界全体のキャッチフレーズとも思えるその言葉が意味する「近さ」は、もはや消費者の自宅を必ずしも起点にしない。オフィス、商業施設、そして交通に関わる様々な施設。人が集まり、通過するところにコンビニは浸透していく。
 「日本には今、小売店が100万件あると聞いています。コンビニは5万を超えたと言っても、たかだか5%です。飽和なんかしていません。まだまだコンビニは出せます」
 「コンビニはどこまで増えるのか」と問われたセブンの井阪社長はこう答えた。
引用、ここまで。

 今よりコンビニが増えた世界。
 あまり想像したくない世界がすぐそこに来ているのかもしれません。

 それでは、今回はこのへんで。

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