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2014年3月11日火曜日

政府が賃上げで脅してます

 こんばんは、稲田商会です。

 政府が脅しています。


賃上げ非協力企業には「経産省が何らかの対応」と甘利担当相(産経)
 甘利明経済再生担当相は11日の閣議後会見で、今年の春闘での賃上げについて、「政府は、復興特別法人税の減税を前倒しして、原資を渡している。利益があがっているのに何もしないのであれば、経済の好循環に非協力ということで、経済産業省から何らかの対応がある」と述べた。
(後略)

 何が怖いって、国が「しろって言っていることをしないと判っているだろうな」と公に言っていることほど怖いものはないと思います。
 東証一部上場の会社の首脳陣は、それこそ震え上がるのではないでしょうか。

 あとは、これが消費に回って経済を動かしてくれるかどうかです。
 経済は玉つきなので次々とお金が動いていくとその合計の効果があるそうです。
 東証一部上場の会社の関係者から次第に裾野が広がってお金が動いていくと、経済に大きなプラスとして現れるものと思われます。
 消費税増税後の消費の冷え込みへの対策となれば本当に望ましいんですが、どうでしょう。

 しかし、国が直接企業に賃上げを(暗に)指示するとか、共産国家、社会主義国家のようです。
 やはり、「日本は最も成功した社会主義国」との評判は、本当なのかもしれません。

 それでは、今回はこのへんで。

おまけ:
マルクスとケインズがあの世で酒を酌み交わし、談笑していた。 
お互いの理論についての議論になったとき、
”自分の思想をもっとも忠実に実現した国家はどこか”という話題が出た。 
二人とも日本を挙げた。

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