回りまーす。
鉄道総研、世界最大級の超電導フライホイール実証機を完成(ASCII.jp×デジタル)
2015年04月17日 20時25分更新
公益財団法人 鉄道総合技術研究所は4月15日、超電導フライホイール蓄電システムの実証機が完成し、試運転を開始したと発表した。フライホイール蓄電システムはモーターで円盤を回転させて運動エネルギーを蓄積(充電)、円盤の回転で発電機を用いて電力を取り出す。フライホイールの重量が重ければ重いほど効率は高くなり、化学電池のように充放電によって劣化することもないという利点があるが、摩擦による回転の低下はそのまま損失となるため、軸受け部を磁石で浮上させるなど効率を高めるためにはさまざまな工夫が必要となる。(中略)
開発したフライホイール蓄電システムは世界最大級で、フライホイールは直径2m、重量4t。CFPR(カーボンファイバー樹脂)製で、カーボン繊維の巻き方を工夫することで高密度とした。超電導軸受けは第2世代高温超電導マグネットを使用、従来の-253度よりも高い-223度で動作することで冷却コストを低減している。
(後略)
出典:ASCII.jp×デジタル
元記事にあるんですが、この直径2m、重さ4tの塊が『最高6000回転/分で動作』(同記事より引用)するそうで、蓄電容量は『出力300kW、蓄電容量は1000kWh』(同記事より引用)とのことですから、凄いですよね。
これを並列に幾つも並べたら、小規模の町規模の電力は賄えそうな気がします。
まあ、超伝導を保つための温度管理が大変でしょうけれどね。
常温超伝導がもし本当に出来るようになったら、こんな形で電力の蓄積が普通にいろんな所で出来るようになってくるわけで、エネルギ事情が大幅に変わってきますよね。
そんな時代が早く来ないかなあ。
それでは、今回はこのへんで。
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