透けて見えたんですねえ。
1号機「炉心に燃料なし」=宇宙線で推定、福島第1—東電(Wall Street Journal)
2015 年 3 月 19 日 21:00 JST 更新
東京電力は19日、宇宙線を使って福島第1原発1号機の原子炉内部を調査した結果、圧力容器中心部に核燃料はないと推定されると発表した。燃料は溶け落ちたとみられており、調査前から予想された結果だったが、東電は「解析と同じ結果が得られたことに意義がある。(燃料の位置を)絞り込んで検討できる」と説明している。
(後略)
出典:Wall Street Journal
核燃料の所在についての情報が観測的に推定されたことはそれなりの成果ですよね。
条件として、どうしても自由な配置で観測が出来ないので、きれいな解析は難しいでしょうけれど、観測機器の複数配置をすることで、逆解析的にどの辺りに有りそうとかまで推定できないものなんでしょうか。
あれ?そういえば、ミュー粒子の発生源って全天に一様に分布しているんでしたっけ、それとも点光源的なごく限られたものでしたっけ?
その辺りの条件によっては、確かに逆解析的には行えないですね。
今回地表面において、炉心の状況を推定したわけですから、もしかして地下に穴を掘って観測機器を吊り下げたら、メルトダウンした地下での核燃料を観測することも出来るかもしれませんね。
出来れば東電には、そんなところまで頑張ってやってみて欲しいところです。
まあ、そんな無駄金使わないとは思いますけれどね。
それでは、今回はこのへんで。
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