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2014年9月18日木曜日

ソニーの黄昏

 こんにちは、稲田商会です。

 「盛者必衰」ですね。

ソニー赤字拡大 初の無配 スマホ不振で今期最終2300億円 1000人追加削減(日本経済新聞)
2014/9/18付日本経済新聞 朝刊
 ソニーは17日、2015年3月期の連結業績見通しを下方修正するとともに、1958年の上場以来初の無配になると発表した。 
 中国勢などとの競争激化で不振が続くスマートフォン(スマホ)事業の減損(総合2面きょうのことば)処理で1800億円の損失を計上し、最終赤字は当初見込みの500億円から2300億円に拡大する。エレクトロニクス分野の中核であるスマホの立て直しに向け、さらに1000人規模を削減する方針も明らかにした。



 ずっと強いままの状態にいることはとても難しいことなんでしょうね。
 というか、常に移ろう世の中に対して常に競争力があるということは、絶えず競争力の源泉を新たにし変化し続ける必要があるわけですから、そのためのエネルギは大変なものがあると思われます。
 「主力として考えていたスマホ事業でダメだった」とのことですが、二正面作戦をするのは大変でしょうし、一つに掛けた内容が上手く当たらないのも仕方の無いことだと思います。

 このような場合どうしたらいいんでしょうね。
 思いつくのは、圧倒的な価格競争力を持つこと、己のブランド及び技術で顧客を囲い込むことでしょうか。
 価格競争力は、いずれ他が力を付けると逆転されますから、顧客の囲い込みの方が望ましいと思いますし、SONYのブランド名はそれだけのものがあったと思うのですが、自身ではそうではなかったんでしょうか。
 この辺りについて、経済的に分析してみせる本があれば読んでみたいですね。

 苦境のSONYは、これからどうなっていくのでしょう。
 そして、SONY(6758)の株価はどこまで落ちていくのでしょう。
 暖かく見守っていきたいと思います。

 それでは、今回はこのへんで。

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