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2014年5月1日木曜日

医師「あなたは昨日まで高血圧でしたが、今日からは平常値です」

 こんにちは、稲田商会です。

 そんなことが起こることになりそうです。

新健康基準値公表 日本全体で「病人」が2270万人減る計算(NEWSポストセブン)
「私は毎日、高血圧の薬を飲んでいるが、本当に必要なのか」
「医者のいう基準値があやふやだなんて、今まで考えたこともなかった」
 健康診断や人間ドックで用いられる「健康基準値」について報じた本誌前号の発売直後から、編集部にはこんな問い合わせが殺到している。健康基準値とは、血圧やコレステロール値などの数値が範囲内にあれば「正常」で、外れていれば「異常」とされるもの。私たちが健康なのか、病気なのかを見分けるための重要な指標である。
 本誌前号が取り上げたのは、4月4日、日本人間ドック学会が公表した新しい基準値についてだ。150万人のドック受診者のデータを分析して導かれた数値なのだが、健康診断などで現在用いられている数値と大きく異なっていることが、物議を醸している。
 血圧でいえば、現在は上(収縮期血圧)が129以下、下(拡張期血圧)は84以下が正常値であるとされる。しかし、新基準値では、上が147以下、下は94以下が正常値だという。つまり、いままでは高血圧に悩んでいた人でも、新基準に当てはめれば「セーフ」という人が少なくなく、日本全体で“病人”が2270万人(20歳以上)も減る計算だ。
(後略) 


 何を持って異常とするか、というのは色々と難しい話ですよね。
 何らかの結果に基づいたとしても、決めたときのデータの取り方などによって偏りやコンタミネーションが起こってしまうことも考えられます。
 ましてや、製薬業界や政府、厚労省の考え方に沿った“匙加減”などが有ったとしたら、なおさらでしょう。

 一番良いのは、自分がどう思うか、どう感じるかを基準として主観的な境界値を個々人で作成することだと思います。
 まあ、そんなことをすると、とんでもないことを言い出す方がいるので標準が欲しくなるんですけれどね。

 それでは、今回はこのへんで。

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