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2014年5月10日土曜日

大学病院へは紹介状を持って

 こんにちは、稲田商会です。

 まあ、それはそうなんですけれどね。

紹介状なしの大病院受診、初診料を患者の全額負担案(朝日新聞)
 厚生労働省は、紹介状を持たずに大病院を受診した患者に新たな負担金を求める制度を、2016年4月をめどに導入する方針を固めた。初診時には現在の初診料にあたる2820円を、再診時には再診料720円を、それぞれ患者に全額負担してもらう案を軸に検討する。軽症で大病院に行く患者を減らし、医師が高度な治療に専念しやすくするねらいだ。年内に具体案を固め、来年の通常国会での法改正をめざす。 
(後略)



 「こんな病気でもやっぱり大学病院は違うなあ」と言う話を、無くそうとの考えですね。

 私は、“大学病院”と聴くと「えっ、そんなに大変な状況なの?」と感じるので、皆がそれになれば医療リソースの有効な活用になるのでしょうね。
 出来ればネットワーク化して、大病の可能性のあるものなどは、その場で問い合わせして遠隔地から状態を確認することが出来る様なシステムを構築出来れば良いですね。
 マッチングサービスのようなイメージです。

地域担当医:「○○の症状があるので大きな所へ」
マッチングサービス: 「○○の症状に詳しい専門病院は○○県医大、××県医大があります。」
患者: 「家族と離れたくないので、○○県医大でお願いします。」
マッチングサービス: 「では、○○県医大への紹介状を発行します。○○県医大の方にも紹介状発行の連絡を入れておきますので、紹介状を持って受診をお願いします。」

地域担当医:「○○の症状があるのでより詳細な検査が必要、専門医の所見を」
マッチングサービス: 「○○の症状の専門家につなぎます。」
専門医: 「どのような状態ですか」
地域担当医: 「~~」
患者: 「~~」
専門医: 「××の可能性もありそうなので、早めの△△検査が望まれます。」
マッチングサービス: 「△△検査を行う施設として、××県医大、○○県医大があります。」
患者: 「有名なところなので、○○県医大でお願いします。」
マッチングサービス: 「では、○○県医大への紹介状を発行します。紹介状には、地域担当医の所見、本日の専門家の所見を付与してお送りしますが、再度○○県医大でも診察が行われますのでご理解ください。○○県医大の方にも紹介状発行の連絡を入れておきますので、紹介状を持って受診をお願いします。」

 こんなやり取りがあると、医師の負担も減るんじゃないかなと思うんですけれど、どうでしょう。

 それでは、今回はこのへんで。

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