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2014年5月10日土曜日

国の借金、1000兆円突破

 こんにちは、稲田商会です。

 あー、そうなんですか。(棒)

「国の借金」、最大の1024兆円 13年度末 (日経)
 財務省は9日、国債や借入金、政府短期証券をあわせた「国の借金」が2013年度末で過去最大の1024兆9568億円になったと発表した。医療や介護といった社会保障費や国債の利払い費などを税収や税外収入でまかないきれず、新たな国債発行を続けているのが主因。今後も借金の膨張に歯止めはかからず、14年度末には1143兆円を超える見通しだ。 
(後略)



 国の借金の記事は毎年出てきますが、「国の借金」の表現はどうも気に入りません。
 「国債」が国の借金の一部の訳ですね。
 で、その国債を個人に売ってますよね。
 では、“国民”はその国債を買った人にお金を支払うことになるのでしょうか。
 国債を日銀が買っていますが、では“国民”は日銀に借金を返済するためにお金を払うんですか?日本銀行券で。

 多くの方のイメージはそうではないですよね。
 「自分が含まれる“国”が借金しているのだから、自分もそれを分担しないといけない」と、考えられているのではないでしょうか。

 国債と言うのは“国”が「将来に利子を付けて返すので、お金貸して」と言っているのですが、“国”が「将来に利子は付けないけれど、お金貸して」と言っているのが日本銀行券です。(いずれもそれに見合うなにがしかのものと引き替えにして得るものと言う点で同じでしょう?)
 日本銀行券の発行量が増えて、「国の借金が増えた」と言う人はいるのでしょうか?

 ほんと、この手のニュースは、財務省の印象操作であって、全てのマスコミがそれに賛同していると感じるので、気に入りません。

 それでは、今回はこのへんで。

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