仏の顔も三度までとの言葉もあります。
ええ、わかってます、今朝はこれでおしまいです。
閑話休題
大雪のビッグデータだそうです。
2月に積もった「大雪ビッグデータ」、山梨の危機を“感測”で検知(日経BP)
2014年2月は関東甲信地方に、記録的な大雪が二度も降った。8~9日と14~15日のことである。まだ記憶に新しいところだろう。(中略)ただし、そこからは貴重な「大雪ビッグデータ」も得られた。この“記録”を教訓として、きちんとデータ分析し、未来の減災につなげたいものである。
(後略)
ここでいうビッグデータは、日本最大の気象情報会社ウェザーニューズが収集している情報です。
引用、ここから。
(前略)
まず、図1を見てほしい。これはウェザーニューズに寄せられた、2月15日午後1時における関東地方の路面の状態を図示したものである。ウェザーニューズの気象予報に参加する「サポーター」から、携帯電話やスマートフォンを通じて続々と寄せられる首都圏の路面状況の報告を、地図上に色別にプロットしてある。
図1●2月15日午後1時における路面の積雪の様子。
サポーターの報告から、雪が積もっている地域が
はっきりと分かる(画像提供:ウェザーニューズ、以下全て)
特に注目してほしいのは色の配置。個々のプロットの固まりが、西から順に「赤色」「緑色」「黄色」と、きれいに3つに分かれている。
3つの色を隔てる“見えない”縦方向の線が、あたかも存在しているかのように思える。
(後略)
面白いですね。
携帯などで「今こっち大雪で大変なんだよ」と言っているのを位置を含めて集めると、きれいに分布が出てくるということですね。
ビッグデータと言っていると判りにくいですが、“内容の少ない、不確実な情報”でも数を集めることで平均化されて精度が均質化され、有用なデータに変わるということですね。
これをみて思ったんですが、災害直後に“無事”、“生きてる”、“助けて”との内容を含む情報の発信位置をマップ化すると、生存者や要救助者の分布位置が(大まかでも)地図化出来るのではないでしょうか。
生成される多数の情報を整理しまとめ可視化することは、とても楽しそうです。
それでは、今回はこのへんで。
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