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2014年3月20日木曜日

マレーシア航空不明機のパイロットによる見解

 こんにちは、稲田商会です。

 マレーシア航空のMH370便は、依然行方不明の状態で、色々な情報が流れています。
 これらの一連の情報を、パイロットの視点から説明した資料がニュースになっていました。

「MH370便に関する合理的な説」カナダ人パイロットが提示(WIRED.jp)
[筆者はカナダ上級免許(Canadian Class-1 instrumented-rated pilot for multi-engine planes)所持者として20年の経験をもつパイロット。以下は、同氏のGoogle+に掲載されていた文章をWIRED USが許可を得て公開したもの]
行方不明になったマレーシア航空MH370便については、すでにさまざまな詳細が報じられている。満席の北京行きボーイング777型機は、クアラルンプールを夜半に離陸した。約1時間後、ヴェトナム沖の上空で、機影が管制レーダーから消えた。つまり、ATCトランスポンダーと二次レーダーが遮断されたということだ。
失踪2日後になって、一次レーダーであるマレーシア軍のレーダーが、機体がマレー半島を超えて南西に向かい、マラッカ海峡に進んだことを捉えていたと報じられた。 
(後略)



 記事の内容として、確認されている事象をそれぞれパイロットの視点から説明していて、どれも合理的な解釈と感じます。
 結果として、「飛行中に火災が発生して人知れず進行し、気付いた時には操縦することが困難な状態になってしまい、自動操縦により運航していたものの、燃料切れで墜落した」との解釈です。

 この記事にも書かれていますが、パイロットの視点からの解説はなされていなかったんですね。

引用、ここから。
(前略) 
不思議なことに、メディアはパイロットの視点を尋ねようとしない。何か問題が起こったときに、パイロットならどうするのか? Google Earthを使って筆者は、30秒間でランカウイ国際空港を特定した。ズームインして滑走路の長さを確認し、ここだと思った。彼は何回かこの空港を使った経験があったかもしれない。 
(後略)
引用、ここまで。

 「餅は餅屋」、その道のプロに直接聴くと、判り易い話になるという事例ですね。

 それでは、今回はこのへんで。

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