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2014年3月20日木曜日

年金が稼ぐには

 こんにちは、稲田商会です。

 表題は、誤りではありません。

日本の年金基金:リスクを取り始めた巨大基金(JBpress)
 億万長者の投資家、ジョージ・ソロス氏は1月にダボスで安倍晋三首相と会った時、資産運用について強く訴えかけた。伝えられるところによれば、日本の巨大な公的年金基金はもっとリスクを取る必要がある、とソロス氏は安倍氏に語ったという。
(後略)

 続けて記事から引用します。

(前略) 
 128兆6000億円(1兆2500億ドル)の運用資産を持つ年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は世界最大の公的部門の投資家であり、他国のライバル機関や中東の政府系ファンド(SWF)よりも大きい。
 だが、その山のような資金は、日本円の札束を布団の下に詰め込むのとあまり変わらない冒険心のない投資戦略を使う、リスクを嫌う官僚によって運営されている。GPIFは、資産の3分の2を債券で保有しており、そのほとんどが日本国内の様々な債券だ。投資初心者のように、ほとんど指標に従ってパッシブに運用しており、海外で冒険することはほとんどない。
 政府は、是非ともソロス氏の願いを叶えたいと思っている。安倍氏は今、GPIFを全面的に見直す対策を講じようとしている。
 政府の有識者会議は昨年11月、広範囲に及ぶ改革の計画を立て、その一部は早ければ年内に実施される。将来の年金受給者に対するリターンを増やすため、GPIFは債券への依存を減らし、株式での運用を増やし、インフラやベンチャーキャピタルといった異なる資産クラスへも投資すべきだ、と有識者会議は結論付けた。 
(後略)

 私は、良く判っていないのですが、年金基金は一旦年金保険料を受け取ると、それを債券市場等で運用して、運用益を出し、それらを使って年金を支払っているということなんでしょうか。
 だとすると、危険なものへの投資はしてもらいたくないですが、妥当なリスクであれば出来るだけハイリターンとなるところに投資して年金基金の財政状態が健全で余裕のあるものになってほしいと考えます。

 とはいえ、日本人の国民性として、多少のリスクを取って儲ける方に納得しにくい方が多くいらっしゃるでしょう。
 その点で、この件もある程度揉めるのではないでしょうか。

 それでは、今回はこのへんで。

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