協力できるものなんですね。
東電と東ガス、共同自動検針 スマートメーター活用(日経新聞)
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東京電力と東京ガスは家庭向けの自動検針で提携する方針を固めた。2015年に共同検針の実証試験を始め、16年に実地導入する。東電が14年度から家庭への設置を始めるスマートメーター(次世代電力計)を活用する。
(後略)
今「スマートメーター」というのが導入されようとしているそうです。
電力10社、スマートメーター普及完了時期を前倒し-東電は20年度末(日刊工業新聞)
スマートメーター(Wikipedia)
スマートメーター(kotobank)
モノとしては、従来のメータが値を指し示すブルドン管のような簡易なものであったを機能向上させ、センサー+表示部とデジタル化するとともに通信機能を装備して、データを集約できるようにして、自動ロガー+通信ユニットとしたもののようです。
スマートメーターを使って得られるデータ(それこそ“ビッグ”データになると思われます)で使用量の増大傾向や地域的な分布を集計することが可能となり、需要予測との比較から電力供給量のより細かな調整を行うことで“省エネ”が可能になるようです。
電力と同様の理屈でガスでも“省エネ”が可能でしょうね。
それ以上に、検針員を置かなければ人件費の大幅な削減になることでしょう。
供給網の中間にもメーターを設置すれば、ガス漏れや漏電のチェックも出来るかもしれません。
その意味では水道でも同様のことが出来るといいでしょうね。
どうせなら、家庭内の機器と通信することで、
・医療機器の有無、配置から傷病者の確認
・災害時の自動的な電源オフによる電気火災の予防
・火災報知機との連動による火災の早期発見
なども行えると高齢化する日本社会としては安心かもしれません。
勿論これらの情報を使うと、高度な管理社会を作ることも可能なので、どの程度どのようにするかを議論する必要があるでしょうね。
早いところでは20年度末には完了とのことなので、早いところ国民への周知、合意形成が必要ではないかと思います。
それでは、今回はこのへんで。
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