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2016年5月29日日曜日

Android Studio2.1でARToolKit5.3.2 for Androidを動かす際の注意点

 こんにちは、稲田商会です。

 忘れないようにメモ。




1.環境の構築

 OSはWindows8.1です。

 ARToolKitのAndroid版を使いたいと考えて、次のとおりインストールした。
  Android Studio2.1
  Oracle Java1.8.0
  ARToolKit5.3.2forAndroid

 この取り合わせでは、ビルトするときにdx関係でエラーが出て先に進めない。

 Google先生に聞いたところ、設定などでJava1.7に変更するように書いてあるが、どうも上手く行かないのでそれならとJava1.7.0をインストールした。
  OracleJava1.7.0

 インストール後に、環境変数PATHとJAVA_HOMEを設定して、ビルドをし直すとキチンと動いた。

2.SDKの位置
 AndroidStudioをインストールする際に思ったのが、AndroidStudioのSDKが標準では

  C:\Users\(ユーザ名)\Appdata\Local\Android\android-sdk

に配置される。

 ARToolKitでjniをするにはndk-buildが必要なので、Terminalからわかりやすい位置にするか、Pathを通して直ぐに実行できるようにするのが望ましい。

 今回は、インストール時にProjectを置く

  C:\Users\(ユーザ名)\AndroidProject

に近い位置の

C:\Users\(ユーザ名)\AndroidSDK

に指定してインストールを行った。
 特に問題は出ておらず、Pathを通して無くてもわかりやすいので問題は出ていない。

3.AVDエミュレータでPCのカメラを使う方法

 APIのバージョンによって方法が異なるようである。

 API23の場合に次の方法で出来た。

 1)コマンドプロンプトでエミュレータのフォルダに移動する。
  (フォルダは上記のとおり、インストール時に指定しているので標準とは異なる)
  > cd C:\Users\(user)\AndroidSDK\tools

 2)仮想AVDの名前を調べる
  > emulator.exe -list-avds

 3)仮想AVDで使えるカメラを調べる
  > emulator.exe @(AVD名) -webcam-list

 4)カメラを指定してエミュレータを起動する
  > emulator.exe @(AVD名) -camera-front (camera名)

 カメラを指定する場合に、前面なら-camera-front、背面なら-camera-backに指定する。

 それでは、今回はこのへんで。

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