忘れないようにメモ。
1.環境の構築
OSはWindows8.1です。
ARToolKitのAndroid版を使いたいと考えて、次のとおりインストールした。
Android Studio2.1
Oracle Java1.8.0
ARToolKit5.3.2forAndroid
この取り合わせでは、ビルトするときにdx関係でエラーが出て先に進めない。
Google先生に聞いたところ、設定などでJava1.7に変更するように書いてあるが、どうも上手く行かないのでそれならとJava1.7.0をインストールした。
OracleJava1.7.0
インストール後に、環境変数PATHとJAVA_HOMEを設定して、ビルドをし直すとキチンと動いた。
2.SDKの位置
AndroidStudioをインストールする際に思ったのが、AndroidStudioのSDKが標準では
C:\Users\(ユーザ名)\Appdata\Local\Android\android-sdk
に配置される。
ARToolKitでjniをするにはndk-buildが必要なので、Terminalからわかりやすい位置にするか、Pathを通して直ぐに実行できるようにするのが望ましい。
今回は、インストール時にProjectを置く
C:\Users\(ユーザ名)\AndroidProject
に近い位置の
に指定してインストールを行った。
特に問題は出ておらず、Pathを通して無くてもわかりやすいので問題は出ていない。
3.AVDエミュレータでPCのカメラを使う方法
APIのバージョンによって方法が異なるようである。
API23の場合に次の方法で出来た。
1)コマンドプロンプトでエミュレータのフォルダに移動する。
(フォルダは上記のとおり、インストール時に指定しているので標準とは異なる)
> cd C:\Users\(user)\AndroidSDK\tools
2)仮想AVDの名前を調べる
> emulator.exe -list-avds
3)仮想AVDで使えるカメラを調べる
> emulator.exe @(AVD名) -webcam-list
4)カメラを指定してエミュレータを起動する
> emulator.exe @(AVD名) -camera-front (camera名)
カメラを指定する場合に、前面なら-camera-front、背面なら-camera-backに指定する。
それでは、今回はこのへんで。
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