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2015年4月14日火曜日

NEC、「地盤の安定度を土中水分から推定」する技術

 こんにちは、稲田商会です。

 えーと、よく判りません。

土砂災害の危険度を土中の水分量のみで算出--NEC、世界初の技術を発表(INTERNET.COM)
2015年4月13日 / 18:20
NEC は、土中の水分量を解析することで土砂斜面崩壊の危険度をリアルタイム・高精度に算出する技術を、世界で初めて開発した。
従来、土砂斜面崩壊の危険度を算出するには、指標となる「土砂の重量」や「水圧」、「土砂の粘着力」など、降雨量により変化する土砂状態のデータを取得する必要があった。これらのデータをリアルタイムに得るには、指標ごとに専用のセンサを土中に設置する必要があり、コストなどが課題となっていたそうだ。
今回開発した技術は、複数の指標データを「土砂に含まれる水分量」のみから算出可能にするもの。従来の手法と比べて約1/3のセンサ数で斜面の「危険度」を算出できるため、従来と同じコストでより広範囲にセンサを設置できる。これにより、土砂災害の危険性がある斜面を高精度に把握し、迅速な避難勧告や指示の発信を実現する。
同技術を用いて斜面の「危険度」を算出した実証試験では、「土砂災害の危険性あり」と判定した10~40分後に実際に斜面崩壊が発生することを確認したそうだ。 
(後略) 
出典:INTERNET.COM



 斜面の安定計算には、地形、土の乾燥重量、湿潤重量、水位、内部摩擦角、粘着力をもって計算すると習ったんですが、それを土の水分量で全て計算するという考え方なんですね。
 ほほう、本当に出来るならそれはそれで凄いんですが、土中の水分量と安定度の関係式を実験式として求めたんでしょうかね?
 それとも、仮定か何かで土中水分量とその他のパラメータの関係を立てて、一つのパラメータで表現出来る形に変形させたんでしょうか?
 その辺りの理論的な部分は是非とも拝見させて頂きたいものです。

 それはともかく、実用的には土中水分量なら少ないセンサと高解像度の面的な雨量データがあれば推定可能となると思われるので、延長の長い道路や鉄道関係などで使うには便利になるでしょうね。

 なんか楽しそうな話なんですが、論文で見てみないと判らないですね。
 ちょっと調べてみることにするとしましょうかね。

 それでは、今回はこのへんで。

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