シェール革命へ逆風となるのでしょうか。
米政府、シェールオイル・ガスの水圧破砕法規制案を公表(THE WALL STREET JOURNAL)
2015 年 3 月 21 日 09:35 JST
【ワシントン】米オバマ政権は20日、シェールオイル・ガスの採掘法である水圧破砕法に関する包括的な規制案を発表した。米国に原油・天然ガスのブームをもたらす一助となったものの、環境問題などから議論を呼んでいるこの採掘法について国内基準を定める狙いだ。2012年から検討されていたこの規制は、原油・天然ガス業界からは厳しすぎるとの不満が出る一方、環境保護団体からは不十分と批判されていた。原油・天然ガス業界を代表する2つの団体は、規制案の発表後すぐさま、その差し止めを求める訴訟を起こした。発表された規制案は、国有地での採掘に適用される。内務省の統計によると、国有地の埋蔵量は天然ガスが全体の11%、原油が5%を占める。「フラッキング」とも呼ばれるこの水圧破砕法による採掘の大半は州有地や私有地で行われている。ただ、州政府や企業はこれまでの自前の基準を今回の連邦基準に整合するよう変更する可能性もある。
(後略)
出典:THE WALL STREET JOURNAL
今回のこの規制がどの程度の影響を持つものなのかは判りませんが、採掘コストの高い油井の方に影響が多いのは容易に想像出来ます。
それでなくとも、原油相場の下降により採掘コストの高い油井は稼働休止しているとのことなので、それらの油井を廃棄する可能性も考えられますね。
シェールに投資していた所はどうするんでしょうね。
お金が色々と大きく動きそうですね。
それでは、今回はこのへんで。
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