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2015年2月1日日曜日

H2Aロケット27号機、打ち上げ

 こんにちは、稲田商会です。

 打ち上げはOK、あとは軌道に乗るかどうか。

H2Aロケット打ち上げ 情報収集衛星を搭載
2015年2月1日14時42分
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 H2Aロケット27号機が1日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。搭載されていた情報収集衛星を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。衛星は地上の様子を電波で捉える「レーダー衛星」の予備機。現在運用中の2機のバックアップとして宇宙で待機する予定だ。
 H2Aは午前10時21分、エンジンに点火し、まばゆい光と爆音を放ちながら発射場を離れた。白い煙を残しながら大空を駆け上がり、約2分後に固体ロケットを切り離してさらに上昇した。
 01年に初飛行したH2Aは、03年に6号機が失敗したものの、その後は成功を重ねており、小惑星探査機「はやぶさ2」を載せた昨年12月の打ち上げで20回連続成功となっていた。 
(後略) 
出典:朝日新聞



  このWEB版記事にはロケット発射の状況を航空機から撮影した写真が掲載されているんですが、それに興味が引かれました。

 写真の内容は、打ち上げ場から垂直に煙が上った後ある点から斜め方向に向けて遥か上空のロケットまで煙が続いているというものです。
 垂直部分の煙は全力でロケット噴射しているようには見えず、自動車で言えば動き始めでとろとろと運転しているように見受けられるのですが、折れ曲がった後は直線状に真っ白な煙が続いており、自動車の連続疾走をイメージするような感じでした。
 折れ曲がりは雲よりやや低い位置ですから、地表から2,000m位の位置でしょうか。

 これは、ロケットは発射直後は安定的に飛ぶことを重視して低出力で上昇し、安定が確認出来る高度となってから(もしくは地表への影響が少なくなった位置から)最大出力を掛けているのではないかと推測します。
 日本は狭いですからね、その辺りを配慮しながら打ち上げをいないといけないのかもしれませんね。
 日本の技術の一端を見たような気がします。

 それでは、今回はこのへんで。

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