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2014年11月24日月曜日

大手電力、「小水力発電」を稼働

 こんにちは、稲田商会です。

 電力の地産地消が出来るなら、それはそれでいいことかもしれません。

大手電力が相次ぎ「小水力発電」を稼働、再生エネ拡大の切り札に(zakzak)
2014.11.23
 東京電力や関西電力など大手電力が、出力1千キロワット未満の規模の小さな「小水力発電」を相次ぎ稼働させている。新規のダム建設には大きな環境負荷がかかるが、小水力は既存ダムの放流水などを活用して再生可能エネルギーの拡大につなげられる。政府も再生エネの固定価格買い取り制度の見直しで、常時一定の出力が得られる小水力を価格面で優遇する方向で検討。官民あげて小水力の積極活用に動きだした。
 小水力は、河川の環境維持のために既存のダムから放流している水などを活用して発電する。ダム下流の水量が減ると生態系などに影響を与えるため、ダムは一定量を河川に放水している。このほか工業用水など既存設備を使うため、投資金額が比較的少ない。出力は大規模な水力発電に比べて数百分の1程度にすぎないが、建設にあたっての環境負荷は小さい。
(後略)



 電力網で離れた地域に多量の電気を送るよりも、地場で電力を生成してそれを使う方が効率的かもしれませんね。
 私の理解では、再生可能エネルギは多量の発電には余り向いていないと思うのです。
 なので、小規模の発電所を必要なところに多数設けて、電力の地産地消を進めるべきだと思います。
 あと、スマートグリッドのようなリアルタイムの電力網の状況把握が必要でしょうね。

 電気は、水道やガスのように高いところから低いところに向かって流れていき、不足したら末端で足らなくなるのではなく、低いところが高いところに向かって引き込み、不足したら供給元で足らなくなるときいたことがあります。
 つまり、水道で供給元以上に末端が使用しても行き渡らないだけで供給元に影響はありませんが、電気で供給元以上に末端が使用すると供給元が過大な負荷でダウンし、全体に影響が発生してしまうということです。
 そのあたりの電気の特性を考えると、ある程度地域で需給が均衡することで、ダウンした場合の影響範囲を狭めることが可能だと考えます。
 災害の時に、発電所がダウンした際の影響範囲が限定的であるというのは良いことだと思うのです。

 いつどんな災害があるか判りませんからね。
 小水力発電、うちの近くでもして欲しいです。

 それでは、今回はこのへんで。

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