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2014年11月14日金曜日

「見る」と下手が感染する?

 こんにちは、稲田商会です。

 反対の「上手(な人)を見ると上手くなる」は、なんか理解出来る様な気がします。

下手な人の動作を見ると、自分も下手になることが明らかに(財経新聞)
2014年11月13日 15:48
 脳情報通信融合研究センター(NICT)は、他者の動作予測が自分の動作に関与しており、下手な人の動作を見ることで自分も下手になることを明らかにした。
 これまで、他者の動作を予測することと、自分が同じ動作をすることは同じ脳内プログラムが使われると考えられていたものの、具体的な検証は行われていなかった。
 今回の研究では、ダーツのエキスパートが素人のダーツ結果を予測する予測課題と、エキスパートがダーツの中心を狙う運動課題を行った。その結果、エキスパートは素人の動作を繰り返し観察することで命中場所が予測できるようになること、そして予測能力が向上するとエキスパートのダーツ命中率が低下することが分かった。 
(後略)



 「下手な人」のやり方を見ていたら、身体(脳内の予想モデル)が覚えて(下手のモデルで上書きされて)しまって、自分が「下手」になる(上書きされたモデルで行動するようになる)ということですか。
 人の真似をするのが人間の本能的な行動だとしたら、とても納得のいく内容ですね。

 ということは、上手くなりたい人は自分のことをしっかり観察するんじゃなくて、上手い人の動きを見てイメージトレーニングを行った方がいいんではないでしょうか。

 まあ、その前に思ったことが出来る程、頭と身体の一体性を鍛えることが必要だと思いますけれどね。

 それでは、今回はこのへんで。

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