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2014年9月2日火曜日

西日本太平洋側、8月の日照時間が観測史上最低

 こんにちは、稲田商会です。

 そうですか、どうりで暗かったんですね。

西日本太平洋側 日照時間が観測史上“最少”に(テレビ朝日)
(09/02 05:56)
 気象庁は西日本の太平洋側について、先月の日照時間が観測史上、最も少なかったと発表しました。
 西日本では先月、台風12号と11号の影響で大雨が降ったほか、広島で甚大な被害をもたらす土砂災害が発生するなど、雨の日が多くなりました。特に西日本の太平洋側では1946年の統計開始以来、8月としては最も多い雨量を記録し、四国では平年と比べて5倍以上となりました。 
(後略)



 そうですか、記録的だったんですね。
 そうなると、よくある「今まで暮らしてきた中でこうなったことがない」というのは、観測されている期間よりも短いはずなので、当てにはならないということですね。
 「いままで無かったから起こらない」という考えは、状況が一定の状態で成り立つものであり、観測史上最大とかの例外的な状況にあるときには正しくありません。
 「その状況において、どのような事が発生しうるか、発生したときにどのように対処できるか」を考えておく必要があるということでしょうね。
 発生しうる状況を想定する際に「そこまで考えていたらキリがない」ということを言われる方がありますが、私はそうは思いません。
 一先ず想定しうる状況を列挙した上で、「これ以上は対処のしようがないから考慮しない」と判断するべきだと考えます。
 そうでないと、「想定外」という単語がいろんな所に濫れてきてしまうと思うのです。

 今年8月の状況が例外的な状況であったとして、天候のような連続性のあるものでは平年の状況にいきなり遷移することは考えにくいでしょうから、まだしばらくは異常な状態が続く可能性が高いと思われます。
 「想定外」の災害に遭遇しないように、色々な状況を想定しうる範囲で列挙した上でそれに備えられることをお薦めします。

 それでは、今回はこのへんで。

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