Translate

2014年8月19日火曜日

子宮移植の倫理指針

 こんにちは、稲田商会です。

 医療でない場合はとんでもないことのように感じます。

子宮移植は自発的な提供のみ…京大など倫理指針(読売新聞)
(2014年8月18日 読売新聞)
 子宮がなくても出産を望む女性への子宮移植を検討している慶応大・京大などのプロジェクトチーム(PT)が17日、東京都内で開かれた市民公開講座で、将来の移植実施に向けた倫理指針を公表した。
 指針では、国内に20~30歳代だけで6万~7万人いるとされる、生まれつき子宮がない人やがんなどの病気で子宮を摘出した人を、移植が受けられる対象者とした。心停止して死亡した人や脳死者からの提供のほか、親族などからの生体間移植も想定した上で、提供が自発的な意思によるものであること、営利目的での斡旋(あっせん)を行ってはならないとしている。
 PTは今後、日本産科婦人科学会などに意見を求め、議論を深めるという。 
(後略)



 前に何かの記事で、子宮の人工的な作製(おそらく幹細胞などを元にしていたと思います)に海外で成功したとの内容を読んだ記憶があります。

 今回は移植がある程度通常に近い医療行為となったときにどうするかを予め指針として取り決めたということなのでしょう。

 それにしても、「自発的」でない提供ってどんな状態なんでしょう。
 あと、「営利目的での斡旋」てそれこそ臓器ブローカーって事ですよね。
 これ、「ホルモン投与などである程度女性化している元男性なら、子宮移植で出産できる」とかなってきちゃうんでしょうか。
 もう、イメージとしては手塚治虫のブラックジャックのエピソードのように、大金を積んで倫理に悖る、とんでもなく難しい医療行為をしてもらうようなイメージしか浮かんできません。

 医療の進歩は、神に近付く行為なのかもしれませんね。

 それでは、今回はこのへんで。

0 件のコメント:

コメントを投稿