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2014年7月30日水曜日

お爺ちゃん、いえお父さんと呼ばせてください。

 こんにちは、稲田商会です。

 子供にどうやって話すんだろう。

祖父から精子提供118人誕生 長野の病院、指針違反か(朝日新聞)
2014年7月28日
 長野県の諏訪マタニティークリニックが、不妊夫婦を対象に、夫の実父から精子提供を受けて体外受精を実施し、118人の赤ちゃんが生まれたとする報告をまとめた。日本産科婦人科学会(日産婦)の指針では体外受精は事実婚を含む夫婦間に限定しており、第三者からの提供は指針違反の可能性がある。赤ちゃんの祖父が血縁上の父になることで、家族関係が複雑になる恐れもある。
 31日に東京都内で開かれる日本受精着床学会総会・学術講演会で発表する。
 クリニックによると、1996年11月から2013年末まで、無精子症など夫に原因がある不妊夫婦110組に、夫の実父から精子提供を受け、妻の卵子と体外受精させた。うち79組が赤ちゃんを出産し、2回以上出産した19組を含め計118人が生まれたという。 
(後略)



 たしかに夫に問題があるなら、他の方の精子が必要となるわけですが、お爺ちゃんのモノとわかっていて使用するのは、それはそれでどうなんだろうと思ってしまいますよね。
 私がそれで生まれた子供なら、聴かされたくは無いと思うでしょうね。
 あとお爺ちゃんはどう感じるのでしょうか。

 けど、そうしてでも子供が欲しいと考えるのは理解出来る心境ですし、当事者がどう考えどう感じるかでしょうか。

 そういえば、この前、最高裁で血縁関係よりも法律的な親子関係が優先するとの判決があったように思いますので、法律的にはきっちりと夫婦の子供となると思われます。

 技術が進むともっと複雑な状況が起こってくる(自分の精子と第三者の卵子で人工授精して自分で出産とか)のでしょうけれど、そのときに世間の倫理観はどうなっているのでしょうね。

 なにが望ましく、なにが望ましく無いかを自分の価値判断としてきっちり持っていないと状況判断がしにくい時代になってきているように思われます。

 それでは、今回はこのへんで。

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