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2014年6月8日日曜日

掃除の時の思い出

 こんにちは、稲田商会です。

 ふと思い出したことを書いてみます。




 その昔、なんの時だったか忘れたのですが、掃除をしていて雑巾を洗おうと洗い場に行き、雑巾を洗っていた時のことです。
 I田さんが「なにやっちょん」と声を掛けてきて、「かしてみ」と雑巾を代わりに洗ってくれたことがありました。

 その時は、私の洗い方が悪いのでI田さんが代わりにしてくれたとの理解をしたのですが、少し疑問に思ったことがありました。
 私の雑巾の洗い方は、雑巾をこすり合わせるように揉むように洗っていたのですが、I田さんは流水の下でパタパタと揺するように洗っていました。
 私には、なぜそのような洗い方をするのか理解できないところがありました。

 この疑問は、最近になって、私に理解出来るようになりました。
 「雑巾を洗う」と言うことは「雑巾の汚れを落とす」と言うことです。
 この時、雑巾の汚れが何なのかによって落とし方は異なります。
 私にとっては雑巾は床等を拭くものですから、土埃等の汚れが主体と考えるため、汚れを落とすためには互いにこすり合わせるように揉む必要があると考えます。
 一方、I田さんの洗い方は、土埃による汚れが落ちるようには思われない洗い方でした。
 I田さんの洗い方から推測すると表面についた綿ぼこりや髪の毛などを流水の勢いで洗い流していたように思われました。
 おそらくですが、I田さんの洗い方は綿埃等が主体となるような場合の方法だったのでしょう。

 洗い方の違いが判ったところでI田さんとの差異について考えました。
 私は、雑巾と言えば土埃のあるような外に近いところ汚れたところに使うものと考えていました。
 I田さんは、おそらく雑巾は綿ぼこりのあるような屋内で空気の流れが滞るような締め切られたところに使うものと考えられていると思います。
 そして、土埃のつくような状況での雑巾の使用はあまりないのでしょう。

 「屋内で締め切られたところの掃除が主体で、土埃のつく状況ではあまり掃除していない」。
 家屋敷が大きくないとそんな状況にはならないと思われます。
 I田さんは、もしかしたら”深窓の令嬢”だったのかも

 以上、引越しで大掃除した時にふと思い出したことを書いてみました。

 それでは、今回はこのへんで。

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