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2014年6月18日水曜日

ウクライナ、ガスパイプラインが爆発

 こんにちは、稲田商会です。

 まさに燃え上がりそうです。

ウクライナ、ガスパイプラインが爆発 テロの可能性も (日本経済新聞)
2014/6/18 1:46
 【モスクワ=田中孝幸】ウクライナ中部ポルタワ州で17日、ロシアから欧州に天然ガスを送るパイプラインが爆発し炎上した。ウクライナのメディアによると負傷者は出ていない。同国内務省はテロの可能性が高いとの声明を示した。
 ロシアは16日、ガス料金の未払いを理由にウクライナ向けのガス供給を停止したが、同国経由の欧州への輸出は続けている。政府関係者によると、他のパイプラインの輸送量を増やすことで、欧州へのガス輸送への影響は避けられるという。 
(後略)



 どちらの勢力がしたのかはきっとはっきりしないでしょうが、ガスを止めることが出来ることをデモンストレーションしたかったのかと私は感じます。
 ヨーロッパからお金を得たいロシアと、ガスがないと困るヨーロッパ、ウクライナにとって背筋がひやりとするようなことだったのではと思います。
 なにしろ、今後複数のパイプラインで同時多発的に火災を起こした場合一時的にガス供給の全面停止が可能であり、それはそれほど装備が掛かるわけではないことはこの事件で確認できたのですから。

 背中にナイフを隠したやり取りをウクライナとロシアはしていくことになるわけで、今まで以上に張り詰めた状況になることでしょう。
 「何か偶発的なものが戦争の引き金を引くかもしれない」、そんな状況に陥っているようにも思えます。

 世界のいろんなところが焦臭くなってきています。
 動き出した流れは、一度大きくぶつかってから向きを変えるものです。
 何かの事態にぶつかってからでしか「平和な状況」に向きを変えられないのではないか、そんな気が少しずつしてきています。

 それでは、今回はこのへんで。

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