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2014年6月18日水曜日

日本、トネルコ(武器商人)への第一歩か

 こんにちは、稲田商会です。
 愛される武器商人なら、いいかもしれません。

パリの兵器・防衛装備品展示会に初の日本ブース(読売新聞)
2014年06月17日 21時38分
【パリ=三井美奈】パリ郊外で16日開幕した世界最大規模の陸上兵器・防衛装備品の展示会「ユーロサトリ」に、初めて日本ブースが設けられた。
 日本政府が4月に閣議決定した「防衛装備移転3原則」で、条件を満たせば武器輸出が認められたのを受けた動きだ。日本の防衛産業は予算減などで地盤沈下が続いており、海外展開で活路を開く狙いがある。



 同記事から引用します。

引用、ここから。
(前略) 
 日本から参加したのは、三菱重工業や川崎重工業、NEC、日立製作所など大手、中小あわせて13社。パラシュートや架橋設備のほか、磁力を使って地中の様子を画面に表示できる地雷探知機、砲弾や地雷攻撃に耐えられる輸送用装甲車のモデルなど新技術が紹介された。仏紙ル・モンドが「日本の武器市場競争への回帰」と報じるなど、欧州での関心は高い。 
(後略)
引用、ここまで。

 ものの価値と言うのは、買う側からしたら「今それがどの程度自分に取って必要か」「その商品がどの程度自分に取って信頼出来るか」「支払う代金と見合うだけのコストパフォーマンスが自分に取ってあるか」など条件を満たすかになると思います。
 常連客とは、普段の使用で上記の条件を満たすことを確認することで、「この商品でないとダメだ」となってくれると考えます。
 武器と言うのは、使うときはそれこそ“生死を賭けた”場面となる訳で、自身で使って評価することは少なく実績やのれん(ブランドイメージ)が購入の判断を行う際に大きな影響を与えると思われます。

 日本企業は、ステレオタイプ的な見方として「まじめでしっかりとした商品を作るが高価」との印象があるらしいので、武器に対するのれんとしては適していると思います。

 日本の「専守防衛」の姿勢に合致するような「防衛」のための機材が海外でも買ってくれるようになれば、製品単価の低下による調達予算の低減化も可能になります。

 ドラゴンクエストのトネルコは「武器商人」ですが、「死の商人」というイメージではなく多くの方に愛される良い「武器商人」です。
 トネルコのような多くの方に愛される良い「武器商人」に、日本にはなってもらいたいものです。

 それでは、今回はこのへんで。

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