アメリカも思い切ったことをしますね。
米、中国将校5人を起訴 サイバー攻撃、原発企業などスパイ(産経MSN)
【ワシントン=加納宏幸】米連邦大陪審は19日、サイバー攻撃で米企業にスパイ行為を行ったとして、中国人民解放軍のサイバー攻撃部隊「61398部隊」の将校5人を起訴した。東芝傘下の原発大手ウェスチングハウス(WH)など5社と労働組合1つから、機密情報を奪った疑いがある。司法省によると、米国がサイバー攻撃を通じたスパイ行為で、外国の当局者を起訴するのは初めて。中国は強く反発しており、サイバー問題をめぐる米中対立が激化しそうだ。
(後略)
同記事から引用します。
引用、ここから。
(前略)
中国外務省の秦剛報道官は19日、中国軍の将校が起訴されたサイバー攻撃は「米国が捏造(ねつぞう)した」と起訴撤回を要求、サイバーセキュリティー問題で設置された米中の作業部会の活動中止を表明した。(共同)引用、ここまで。
タイミング的には、ベトナムやフィリピンの南沙、西沙諸島の話が裏にあるような気がしますが、それともロシアとのガス購入に関する話の方が癪に障ったのでしょうか。
ロシア大統領が訪中、天然ガス輸出で契約締結目指す(reuters)
アメリカと中国の緊張感は張り詰めてきているように思いますが、中国は自身がお得意様である限りにはアメリカが強く出ないと踏んで、少しずつ様子を見ながら歩を進めていると感じます。
でも、そろそろ中間選挙ですからね。
アメリカも外交的な成果を必要としているでしょうから、中国への強さを見せた方が選挙に有利と考えるなら、しばらくは強気の政策が続くようになるのではないでしょうか。
その意味では、中国が少し焦燥る状況が増えてくると想像します。
それでは、今回はこのへんで。
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