害虫を防ぐのは、農業で重要らしいです。
キウイフルーツに殺虫効果(読売新聞)
キウイフルーツやパイナップルに含まれる二つの成分が害虫を防ぐ仕組みを発見したと、農業生物資源研究所(つくば市)が19日発表した。害虫に負けない作物づくりへの応用が期待される成果。論文が米科学誌プロスワンに掲載された。
(後略)
同記事から引用します。
引用、ここから。
(前略)
キウイフルーツなどは比較的害虫に強い。これらの作物に含まれる「シュウ酸カルシウム」の針状結晶が関係しているとみられるが、具体的な仕組みは謎が多かった。同研究所の今野浩太郎主任研究員らは、針状結晶に加え、害虫から身を守る働きを持つ酵素「システインプロテアーゼ」に着目して実験を行った。
ガの幼虫28匹に、針状結晶とシステインプロテアーゼの2成分を混ぜた餌を与えたところ、1日後には24匹が死んだ。生き残った幼虫もほとんど成長しなかった。一方、どちらか1成分だけを与えた場合は、生き残る幼虫の方が多い上、成長したことが確認された。
(後略)
引用、ここまで。
シュウ酸カルシウムというと、とっても痛いことでおなじみの「尿路結石」を作っている物質ですので痛いのは当然ですが、それで穴が空いたところから毒が入っていくというのは人間で想像するととっても恐いことになってしまいます。
たしかにそんな責め苦をされるなら、虫も殺せますね。
それでは、今回はこのへんで。
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